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あとがき:短編「機械街の少年」完結です.

 こんにちは!
 本日、「機械街の少年」の全篇をアップしました。

 物語に触れる前に、ちょろっとだけ私事を書きます。

 このお話は、元々は別の投稿サイトで完結させていたものです。
 別サイトで上げたものとの違いは、話数が1話で終わっているか、13話で終わっているかだけです。説明が下手なので分かりづらいかもしれないんですけど、別サイトでは「1話, 2話...」という形ではなく、完結したお話をひとまとめにして上げてます。
 執筆の段階で、このお話は話数を分けて作っていませんでした。で、別サイトですでに元のままアップしたんですけど、他の作品を見て回っていたら、ほとんどの作品が「1話, 2話...」みたいに分けてありまして。
 個人的に、作り終えた作品は話を分けずに一気に上げちゃいたいのですが、もしこの作品を分けたらどんな感じになるかな、と気になったので、こちらに上げさせて頂きました。

 ここからはお物語についてです。
 わたしが書きたかったのは、「自分が今まで育ってきた環境、居心地の良い場所から飛び出す」です。少年が過ごしてきた世界は、決して居心地の良い場所ではありません。しかし、育った場所であり、〝友達〟と一緒なら一人前でいられる場所でした。
 それでも、少年は外の世界を選びました。周りの人間に合わせる必要はない。少年は、自分の思った道へと進みます。その先には苦労があるし、今までにないことが起こるはずです。
 新しいことを始めようとするには、それなりの勇気や度胸が必要です。今までの場所に落ち着くという選択をするのも一つの考えで、それは尊重されるべきです。それと同様に、新しい環境に飛び込むというのもまた、尊重されるべきだと思います。
 何だか道徳の時間に話しそうなことを書いてますね(笑)
 色々な考えが基盤にありますが、執筆するのはとても楽しかったです。特に、最後のシーンを書き終えたときは、胸の奥がぶわーっとなりました(笑)
 お話を作るのは楽しいです。お話の中盤を描いているときは苦しいですけど(笑)

 他にも書きたいことはあったはずなのに、こういう「後書き」を書くときに限って思いつかないんですよね...(笑)
 とりあえず、この辺で失礼します。
 また新しいお話が出来ましたら、どうぞよろしくお願いします。

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