『灰燼未来の剣聖』を終盤まで書き進み、『灰暁の巨災獣アルヴァルド』も完結まで執筆できたので、新しいシリーズを書き始めました。
今回は、また少し違う方向の実験作です。
『灰燼未来の剣聖』では、身体操作を細かく使ったバトルを書いてみました。
今度は、
人間が生身で宇宙を飛び回って、惑星規模の攻撃を受け止め、ドラゴンボール並みに際限なくインフレしたバトルを書いたらどうなるか
を試しています。
舞台はかなり未来の宇宙文明ですが、やりたいことはわりと単純です。
強いやつが宇宙で殴り合う。
惑星から惑星まで吹き飛ばされる。
巨大なエネルギーを撃ち合う。
「ここなら壊しても大丈夫」と無人宙域まで移動してから本気を出す。
そういう、生身の超人同士による大味なインフレバトルを、SF側の理屈も付けながら真面目に書いてみよう、という作品です。
もう一つ、今回は恋愛面でも実験しています。
これまで書いてきた作品を振り返ると、
主人公が社会的にほぼ死んでいたり、
訳も分からず怪獣になっていたり、
世界滅亡まで一直線だったり、
ヒロインが次々とバッドエンドに押し込まれそうになっていたりと、
だいたいみんな余裕がありませんでした。
そのためヒロインとの関係は描いていても、単純に一緒に遊んだり、距離が近かったり、いちゃいちゃしたりする場面は少なかったことでしょう。
なので今回は最初から、
「強い敵と宇宙で殴り合う」
と
「普段からヒロインたちとかなり距離が近い」
を両方やる作品にしています。
主人公自身はおちゃらけた救難員なのですが、戦闘になると突然とんでもないことを始めます。
そして本人が意識しないうちに、周囲の女性陣との距離もだいぶおかしくなっていきます。
これまでとはかなり毛色の違う作品になりそうですが、インフレバトルもハーレムものも、せっかくなので遠慮せず振り切ってみる予定です。