こんばんは。
奏舞音です。
本日、11月15日でデビュー6周年を迎えました!
ここまで続けられたのは、応援してくださる読者の皆様、支えてくださる編集部の皆さま、Xなどで交流してくださる皆さま、家族、友人たちのおかげです。
いつも本当にありがとうございます。
6年目を振り返ってみると、いろんな意味で今までで一番濃厚な年だったように思います。
商業としては、昨年11月にあのねノネ先生による『冷酷皇帝は人質王女を溺愛中』コミックス2巻が発売、今年6月に鬨乃美弦先生による『包帯公爵の結婚事情』コミックス2巻が発売、念願だった『包帯公爵の結婚事情』の小説版が8月に刊行、そしてカクヨムネクストで9月から連載していた新作の『最恐辺境伯に拾われました、小鳥(=悪女?)です』が書籍化して11月14日に発売しました。
作家としての目標として、”年に1冊は小説を出したい”というのを心に掲げているのですが、6年目は2冊も出すことができました。
それもずっと書籍化したいと願っていた『包帯公爵の結婚事情』の書籍化が叶い、カクヨムネクストでの連載という初挑戦からの書籍化ということで、本当に作家として充実した1年を過ごさせていただきました。
このような機会をいただけたことに本当に感謝しています。
作家業とは直接関係ないのですが、一番大きかったのはやはりずっと傍で応援してくれて心の支えだった最愛の母を亡くしたことです。
母の余命宣告を受けたのがちょうど『包帯公爵の結婚事情』コミックス発売前で、母は私の作品の中で包帯公爵が一番好きだと言ってくれていて、書籍化もとても喜んでくれていました。その時点で書籍化作業を進めてはいたものの、おそらく書籍発売日まで母の命はもたないだろうということも分かっていました。でも、『包帯公爵の結婚事情』コミックス2巻発売は無事に見届けられ、コミックスを読む元気も残っていたので母と一緒に鬨乃先生の素敵なコミカライズについて語り合いました。
新作の構想も進め、小鳥悪女の執筆にも入っていた時期に母が亡くなり、かなり落ち込んでいたのですが、いつも応援してくれていた母のことを思えば、母の死で私の執筆を止めていたら怒られてしまうなと気づきました。
何より包帯公爵の書籍化と新作を楽しみにしてくれていた母のためにも頑張らねば!!と己を鼓舞して原稿と向き合う日々でした。
今までも一生懸命に取り組んでいましたが、今回は本当にいろんな意味で自分の限界を超える経験をしたと思います。
中でも、小鳥悪女の執筆時は本気で魂を込めて、とことん作品と向き合いましたので、最高のものに仕上がっていると思います!!!!
私の好きなものをたくさん詰め込んで、多くの方に楽しんでいただけるよう心を込めて執筆しました。
きっと、母も天国で見守ってくれていると信じています。
いつも私のために辛口評価の母だったので、ダメ出しがくるかもしれませんが……(笑)
▼『最恐辺境伯に拾われました、小鳥(=悪女?)です』ビーズログ文庫
https://bslogbunko.com/product/saikyouhenkyouhaku/322506000736.htmlそういうわけで、6年目はなんだか怒涛の一年でした。
あっという間に時が過ぎていてびっくりです。
7年目も全力で頑張りたいと思いますので、引き続き応援していただけると嬉しいです。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。
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作品情報などはリットリンクにまとめていますので、よかったらチェックしてください♪
▼リットリンク
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