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消えてしまったので

2023年8月30日、icloudにアクセスをしたら、パソコンのモニター画面にアップデートの知らせが来たので、てっきりAppleからだと思ってクリックしたのが、運のつき。
icloudにアクセスしてファイルがアップロード中に強制遮断されて、ファイルが壊れました。
仕事のデータや重要なファイルはバックアップを別メディアに取っていたのですが、その他は全滅。
その中に俳句があったのです。
ほとんど手書きのノートが残っているのですが、また、なくなったら困るので、こちらにアップしておきます。

サイト「通販生活」に夏井いつき先生のコーナーがあって、そちらに投稿した分です。
下手の横好きだけど、一杯考えて投稿した作品なので、消えるとやっぱり悲しい。
超初心者レベルなので、こちらのマイページにアップします。

1.通販生活に卯月かりん名義で投稿

紅梅や天橋立海昏し

尖り石ヒスイ海岸に探す初夏

道行きて波照間ブルー雲の峰

フッ種をフッ八切り西瓜抱えてフッ

無人駅ひゅっと飛び行く小鳥かな

強面に刺す手震える赤い羽根

駅前のポインセチアよ彼は来ず

午後の陽の中洲ぬくしか水鳥よ

風花や赤錆浮かぶ鉄の塔


2.「夏井いつきのおウチde俳句くらぶ」に蒼樹加奈名義で投稿
(名義が蒼樹加奈だったかどうか、自信がありません。メンバーでないと読みにいけなくなっているので、確認しようが無いのです。)

日雷駆け上り駆け降りるリス

列車待つスーツの肩に降る蜻蛉

古家屋仕舞い忘れの吊るし雛


 ちなみに「古家屋仕舞い忘れの吊るし雛」の句は拙作「古いお家」を書くきっかけになったお題でした。
また、「列車待つスーツの肩に降る蜻蛉」は、仕事の出先の無人駅で実際に経験した事を俳句にしました。


俳句はとてもとても難しかったです。
17音の中に季語を入れ、その季語を表現して、なお、ある種の感情や空気、匂い、温度、時間の経過などを香り立たせるわけですから、言葉の初心者には無理無理でございました。(^^;;

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