先程少し前に買った古本の文庫本をパラパラとめくり、しおりの紙か糸は無いかと探していた時である。本で言うと終盤に差し掛かる辺りのところに小さなレシートが出てきた。某チェーン店のレシート、それも「92年5月21日 10:15」と書いてある。その本に挟まれたレシートは30年の時を経て光と再会した。印刷の状態も良く、当時その会計を担当した人の名前までカタカナで明確に残っている。こういう「出会い」があるから古本を買うのはやめられない。
ちなみに別のページにキッチリと文庫本むけのしおりが挟んであったこともここで記載しておく。