~愛妻の日、菱谷の場合~
「先輩、今日は愛妻の日らしいですよ?というわけで、愛する妻の私にプレゼントをください!」
「菱谷は妻じゃないけどね……何が欲しいの?」
「何でも良いですよ?先輩の爪とか、髪の毛とか、皮膚とか、筋肉とか、脂肪とか、唾液とか、血とか、■とか、■■■とか、■■とか……」
「ひいいい!絶対ダメェェェ!!」
「じゃあ、先輩の私物でも良いですよ?もう着なくなった下着とか、飲みかけのジュースの缶とか、■■■■■た■■■■■■■とか、■■■■に使った■■■■■とか……」
「もっとダメ!!!!!!!!!!」
「本当は先輩の中にある■とか、■とか、■とか、■■とか、■■とか、■■とか、そういうのも欲しいんです。大丈夫ですよ!見せてもらえば、あとは『創造魔法』で忠実に再現したものを……あれ?何処に行くんですか?先輩?せんぱーい?」
~愛妻の日、三島の場合~
「優斗、本日は愛妻の日だ。というわけで今日はずっと一緒に居て欲しい!」
「由香里はまだ妻じゃないけどね……それで良いなら喜んで」
「嬉しいなぁ。明日もずっと一緒に居ようね」
「うん」
「明後日もずっと一緒に居ようね」
「うん」
「明々後日も一緒に居ようね」
「う、うん……」
「その次の日も、その次の日も一緒に居ようね」
「ゆ、由香里?」
「ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、ずっと、…永遠に一緒に居ようね」
「ゆ、由香里。目が怖いよ…」
~愛妻の日、ホーリーの場合~
「ユウト様、今日は愛妻の日です。というわけで私をユウト様の愛しき腕で抱きしめて頂いても良いでしょうか?」
「は、はい。じゃあ……(ギュッ)」
「はぁ(恍惚)」
「ど、どうでしょう?」
「暖かい……まるで春の木漏れ日のようです。嬉しい」
「それは……良かったです」
「私もユウト様を抱きしめても良いでしょうか?」
「は、はい。どうぞ」
「(ギュッ)。どうですか?ユウト様……」
「あ、暖かいです(それに、柔らかい)」
「良かったです。(ギュウウウ)」
「うっ、あ、あのホーリーさん。少し痛……」
「(ギュウウウウウウウウ)!」
「ホ、ホーリーさん!?痛いです!凄く痛い!」
「はぁ、ユウト様…ユウト様……」
「き、聞こえてない!?」
「ユウト様……ユウト様……ハァ、ハァ……愛しています……」
「イタタタタ!ホーリーさん痛いです!痛イイイ!死ぬうううううう!」