ざっくばらんな短編、その②でございます。
短めの物語を書き貯めております。
貯金はできないですが、ちょっとしたお話なら貯められそうと思い、始めました。
今回は『しがんでしがんで』。
「しがむ」とは主に近畿地方の方言で、硬いものをいつまでも噛むことです。
小さい頃、そこらへんのおっさんやおじいさんはみんな何かをしがんでました。そんなに味が続くものなのか、と当時の私は思っていました。
噛めば噛むほど味が染み出てくるような、そんなイメージがあったのですが、いざ自らしがんでみてもよくわからず、ぺっ、とすぐに口から出しました。
今ならなんとなく、しがんでいた意味がわかるような気がします。
ほんのちょっとでも生活の暇つぶしにでもなればと思い、お贈りします。
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