• 歴史・時代・伝奇
  • 異世界ファンタジー

186話の補足として

いつも国以下略をご愛顧頂きありがとうございます。

今回の補足は厳島の戦いでの新説となります。

通説の厳島の戦いでは、江良 房栄の寝返りを毛利 元就が利用して陶 晴賢に誅殺させたとありますが、ここでその証拠となっている書状は厳島の戦い以後に発行された物であり、対象者は江良 神六と別人です。
この事から実際の江良 房栄の誅殺は、別の理由があった。和睦の提案が妥当となります。今更頭など下げられない陶 晴賢は、結果逆上して、誅殺を指示したというのが考えられます。損切りをできなかったのでしょう。
この事件により、厳島の戦いが決定したと言っても過言ではありません。

ジャンケン ─ 古くは虫拳や三すくみ拳という形で原点は存在していた。現代の形になったのは、明治時代からと言われている。
あみだくじ ─ 室町時代には放射状の線を描く「あみだのひかり」と呼ばれる形が存在。それがいつ頃現代の形となったかは分からないというのが定説。

なお、本文中に記載しました第一次月山富田城の戦いにおける周防大内家が敗れた要因に付いては、後日限定近況ノートに上げさせて頂きます。

という訳でいつもながらの誰得な補足となりました。
少しでも喜んで頂けたなら幸いです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する