• 異世界ファンタジー
  • 現代ドラマ

「ちゅうやてをつなぐ。」第二稿公開。

以前からお話ししていた「ちゅうやてをつなぐ。」第二稿、本日より公開しました。
ここからは応援してくださるみなさんにも見てもらいながら、直していきたいと思っています。
改稿により、文字数は約11万字から約12万字となり、話数は全44話から全46話になっています。
よろしくお願いします。

https://kakuyomu.jp/works/16817330661482867301

大筋は変わっていないのですが、大きな変更点として、執筆初期には役割がしっかり固まっていなかったために、夕奈那のキャラにブレがあったのでそのあたりを見直し。
そして説明不足で分かりにくいところを分かりやすく、主にファンタジー部分、特に最終章などはだいぶ文面が変わっています。
そして、夜々子の肌荒れについて、少し、描写を出しています。

この改稿にあたって、悩むところがありました。
私個人として、黒井夜々子というキャラクターを、私の思う最高に魅力的なヒロインとしてデザインしています。
一方で、夜々子の肌荒れという特徴は、人によってはコンプレックスとなりうる特徴であると理解しています。
理解した上で、私は彼女の物語を書きたいと思いました。また書く意義はあると思っています。
そしてそれらの意志や意義は、これによって傷つく人をないがしろにしていい理由にはならないと考えています。

すべての人に受け入れられる物語は、きっとないのだと思います。
ただ私は、たとえばこの物語が百人に好まれ、一人に嫌われたとして、その一人がこの物語を嫌いになった理由が、夜々子のパーソナリティに共感を覚え、それゆえに作中の描写や言動・言動に不理解を感じ、傷ついたためであったとしたら、それはあってはほしくないと考えています。

私なりに、心を砕いて書いています。
ですがもしかしたら、想像力が至らず、夜々子に共感する読者を傷つけてしまう部分があるかもしれません。
特に夜々子にとって信頼する相手である、昼介や夕奈那の行動に不理解があったとしたら、それは夜々子に共感する読者にとって、物語全体からの裏切りに感じられるかもしれません。
そのような形には、私は絶対にしたくないと考えています。

なので、もし、読んでくださったみなさんへ。
何かこの作品の中に、夜々子に共感する人が傷つく可能性を見つけたら、私に教えてください。
精一杯に、棘の残らない作品作りをしたいと思っています。

そして、長々と書きましたが。
上記の私のエゴは置いておいて、この作品は私にとってとりわけ思い入れのある、最高の作品です。
自分の書くすべての作品は大事な私の一部ですが、それでもこの作品は格別です。
初稿を読んだ方、読んでいない方、みなさんに楽しんでいただけたら、それはとてもうれしいことです。
そして単純に、ここ読みにくい、ここ分かりにくいなどのシンプルな指摘も、大歓迎です。
もちろんここが好きといったコメントも、大喜びします。
楽しい読書体験をしていただけたら、それが無上の喜びです。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する