『NebulAI.HOSXI // アップデートは三世紀後に』ついに完結しました。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885372386合計13万字ということで、過去最長記録です。
これまでは長くて8万字ぐらいのを1、2本しか完成させてこなかったので、とてもハードでした。
本業、アニメ「こうしす!」制作と、小説執筆の三本立てでの忙しさのなかで、よく完成させたと自分を褒めてあげたいです。
本当は、もうちょっと小話的なエピソードや、詳しく描きたいエピソードもあったのですが、ギリギリの完成となってしまい、そのあたりは泣く泣くスコープアウトするしかありませんでした。
といっても、高校時代から十年以上温めてきたホシと忠志のストーリーを完結したこととなり、万感の想いです。ちょっと寂しいような気もしますね。
高校時代に完成させていたら、もっとフレッシュな作品となったのかなと思います。
でも、大学時代にAndroidのスマホ(HTC Desire)をルート化して遊んでいた時の記憶、最近得たセキュリティに関する知識、この小説を書くためだけに試したLinuxのカーネルモジュールの開発など、新たな知見をふんだんに取り込めたのは、今だからこそなのかなと思います。
こうしす!と同一人物という設定の祝園アカネは、「目立ちすぎな前作の主人公」みたいなポジションですが、ツバメという落ち着きのないハイテンションなキャラクターの相方として良い位置に収まったなと思います。
※高校時代の当初のアイデアでは、ツバメ(に相当する無名のキャラクター)は、忠志に纏わり付くウザイ記者という設定で、作者の自分でさえ持てあましていたのです。
アカネは、こうしす!でも英賀保芽依に好かれるなど、正直ウザキャラ担当というのがキャラの本質的なところではありますからね。
というわけで、サイバーセキュリティ小説コンテストに受賞できるかは分かりませんが、まずは完成できたことを喜びたいと思います。
時間があれば、NebulAI.HOSXIシリーズの短編とか書いてみたいですが、蛇足になるかな。
最後になりましたが、読者の皆様、小説NebulAI.HOSXIを最後までご覧くださりありがとうございました。