のんびりまったりしてます(挨拶)
表題の通りで、今週、というか暫くの間は作品公開予定はありません。カクヨム誕生祭で疲れましたので、リフレッシュ中です。
執筆活動の方も、基本的には何もやっていません。ただカクヨムでのコンテストと、ノベプラの企画モノがありますので、ぼちぼち執筆を再開しようかと思っています。
具体的には、ノベプラの方は畑が違うので割愛するとして、今月末から始まるカクヨムのコンテスト「カドカワ読書タイム」について大枠を考えているところです。対象年齢が小学校高学年~中学生向けの作品。男の子向けは「わくわくする冒険」、女の子向けは「溺愛」がテーマ。という事で、どんな話にしようか、ざっくりしたプロットとまでは言いませんが、ストーリーや何やらを考案中。といった程度です。
他にあまり書く事もないので、個人的にこのイベントに関して、思うところでも少し書いていきましょうか。
まず、文字制限が5000~12000文字。こういうコンテスト作品で、もし受賞しようと思うなら、文字制限の上限いっぱい、もしくはその付近まで書かないと難しいと思っています。特に今回のコンテストは、最初は短編での募集ですが、これを元に長編化するという話になっておりまして、最低でも1万文字は描けなければ受賞しないのではないかと思います。常識的に考えて、5000文字しか書けない人に長編化のオファーはないでしょう。小中学校などで読書感想文という宿題が出ますが、これも例えば原稿用紙1枚~10枚というお題が出された時に、10枚いっぱいまで書くか、少なくとも7、8枚まで書いていないようなものは表彰されないのと一緒です。「じゃあ最初から1万文字以上で募集すればいいじゃん」と思う方もいるかも知れませんが、まあ枯れ木も山の賑わいと言いますか、応募の数を増やすためだと思います。もし応募数が百件しか来なければ、選びようがありませんからね。沢山応募して貰って、十分な数が集まっていれば、文字数の足りない作品は読まずに却下していく、みたいな?(もし応募数が少なければ、文字数の足りないものからも選ばれる可能性が出てくる)
次に、対象年齢が小~中学生という事で、児童書として当然の配慮も必要だと思います。あまりにも残酷な描写や、過度な性描写、過激な表現、難しい言葉・漢字・表現などは控えた方が良いと考えています。この辺は、仮に受賞した後にでも専門のスタッフ(編集)が付いて校正が入るとは思いますが、その必要がないぐらい完成度が高い方が望ましいと思います。
このうち残虐な内容、及び性描写に関してはそのままの意味ですから、特に細かい説明は必要ないかも知れませんね。人が沢山死ぬ話とか、主人公が平気で人を殺すような話は、対象年齢的にNGでしょう。人間以外が相手であっても、あまり生き物を殺すのは、それが敵であっても異形のものやモンスターであっても、好ましくないと思います。もっと平和に、戦うにしても命のやり取りは控えるとか、そこまでする必要のない話、またそういうシーンは入れないようにするなど、子供への影響を考えた配慮があってしかるべきでしょうね。性描写に関しても、中学生までを対象としたものですからキス程度までで留め、直接的なものは完全に省く必要があるでしょう。NTRとかTS、または百合・BL系(同性愛)などの、普通ではないアブノーマルな作品は、あまり描かない方が良いと思います。最近はトランスジェンダーが世界のトレンドですが、そうした嗜好の人間は全体の数パーセント程度です。特に小中学生に読ませて良いかといえば、まあ普通はダメでしょう。児童向けの作品を描くという趣旨から見れば、こうした作品は最初に選考から排除されてしまうのではないでしょうか。
「難しい漢字」に関して言うなら、基本的には小中学校で習う常用漢字、約2000文字のみにするべきでしょう。難しい漢字は使わず、平仮名かカタカナで済ませるのが良いと思います。ルビに関しては、全部振ってしまうのが最も簡単ですが、もしルビを付けるものと付けないものを分けるのであれば、小学校で習う1000文字分はルビなしで、中学校で習う1000文字に関してはルビを振る、というふうに分けるのが良いのではないでしょうか。
「難しい表現」の部分は、ちょっと具体的に説明するのは難しいので、ざっくりしたイメージの話になりますが、無駄に凝った表現などは必要ないと思います。なるべく簡潔に、簡単に、分かり易く。これを心がけるのが良いと思います。あくまで児童書ですからね。修飾語、形容詞なども、省ける部分は可能な限り省いていくのが良いと思っています。もちろん、必要なものまで省かなくても良いでしょうし、児童書とはいえ中学生まで対象になりますから、あまりにも子供向けという訳にもいかない、この辺の匙加減が難しいと個人的には思います。
あとはまあ、分かり易いストーリーで、なるべく簡単に。それと男の子向けは異世界がテーマなのですが、異世界だからと言って公序良俗に反するものはアウトでしょうね。現代社会の基本的な法体系、あるいはモラルが守られていない作品はアウトかなと考えます。「異世界なんだから現実とは異なるルールがある」として描いてしまうと、大人ならともかく子供には悪影響が生じます。まだ思春期で多感な少年少女が読むものだ、という配慮を絶対に忘れないようにしないといけないでしょう。その上で、何を伝えたいのか、という核になる部分を明確にして描くのが良いのではないかと思います。因みにハッピーエンド推奨です。子供向けなので。女の子向けの恋愛も、ドロドロぐちゃぐちゃの恋模様(三角四角関係や金銭が絡むようなもの)ではなく、スッキリした話(純愛)が良いでしょうね。
以上、あくまで受賞を目指すならば、という武藤個人の意見・感想でした。
あ!そうそう、一つ忘れていました。先月末ごろ、カクヨム誕生祭期間中に毎日2話更新を続ける目的で、繋ぎとして描いた「イラスト集」あるじゃないですか。永遠に完結しないというあれです。定期的に更新していこうかなと思うのですが、そうですね、月に1回程度の更新で良いかなと考えているところです。毎月の後半、特に何か作品更新・公開のない時期を見計らって、5枚ないし10枚ずつ。今月は暫く更新予定がありませんので、中旬過ぎにでも画像を纏めてアップしようかと思っています。
最後に。今週の画像は「レトロゲームプレイ日記 番外編 3n」表紙用です。