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【セフはず】あとがき、お礼(1)

 平素より拙著をご愛読くださりありがとうございます。
 紅ワインです。

 天人が自らに芽生えたことで物語に一区切りついたため、ここまで読んでくださった読者の皆様に一度ご挨拶申し上げます。

 本作はヤマモトタケシ先生の作品『冴えない僕が君の部屋でシている事をクラスメイトは誰も知らない(シてしら)』を一気読みし、インスピレーションを受けて執筆を開始した作品です。

 影のある地味な少女とセフレになり、そこに陽気な少女が舞い込んで三角関係を作る……。
 シてしらを読まれた読者様は既視感を感じたことでしょう。はい、がっつり影響を受けています!

 そこに『崩壊した軽音部の再生』『|ニューカマー《二ノ宮美桜》の奮闘』など私なりのアレンジを加えました。
 元々男女3人の3Pバンドのラブコメディを作りたいと思ってプロットを作ったものの、しっくりこなかったのでお蔵入りにしていました。それを掘り起こし、本作に取り入れたという経緯もあります。

 しかし実際に描き始めてみると全く違う物語になってますね。
 書いてる人が違うのだから当然ですし、それは良いことなのですが正直作者は戸惑っています(笑)

 その原因はやはりキャラ一人一人に願望という重力があり、互いに引きつけ合っているせいだと思っています。

 変化に翻弄されつつ喜びを感じる天人。
 変化を望まないのに必死についていこうとする氷雨。
 変化を起こす張本人の美桜。

 全く異なる個性の少年少女が織りなす物語は果たしてどこへ向かうのか、正直作者も分からなくなりつつあります(笑)

 執筆するうちに彼らのことがもっと分かり、当初のシナリオが相応しくなくなって何度か修正を加えました。
 また読者の皆様の反応からひらめきを得てプロットに取り入れた部分もあります。

 行き当たりばったりですが、彼ららしい物語になってきたことでしょう。

 そのような形にブラッシュアップされたのはひとえに読者の皆様の温かなご声援あってのことです。
 日々PVしてくれる方、応援を押してくれる方、応援コメントをくださる方など多数の読者様からご声援を頂戴し、作者として一層この作品に思い入れを抱くこととなりました。
 この場をお借りしてお礼申し上げます。

3件のコメント

  • 一瞬、これでヲワタのかと思いましたよ🤭24話のタイトルが「アレ」でしたし、ここを読み始めて『あれ?終わりか?』と思っちゃいました。
    まだ起承転結の起じゃないですか?私的なイメージでは。「俺たちの物語はまだまだ続く〜…fin」なんて終わり方はナシですよ🤭
    一応、ケツ…あ、「結」の部分は決めてありましたっけ?これは前作だったかな?

    ま、迷えば止まるもよし、引き返すもよし、あなたがあなたを追い込まないように、御心と相談して歩いて下さい。
    走りたい衝動に駆られた時は、走りゃ良いじゃないですか、バンドのオリ曲が次から次へと浮かんでくるような感覚と同じじゃないですか。
    あ、ところでロシアンルーレットヘア??のオリ曲の作詞作曲はどうするんだ?♪︎♪︎♪︎ ヽ(・ˇ∀︎ˇ・ゞ)
  • レス早いww

    24話で一区切りなのでサブタイトルをタイトルにしてみました。

    > 「俺たちの物語はまだまだ続く〜…fin」なんて終わり方はナシですよ🤭
    いえいえ、物語はまだまだ続きますよ!
    全然軽音部らしいことしてないし、美桜との絡みも全然ですからね。

    しかしいかんせん、氷雨の成長具合が凄まじい。本当はもっと静かで影みたいな子の設定だったのですが、気づけばアグレッシブになろうと頑張ってて、作者としてはどう幸せになってもらうか悩みどころです。
  • 一部完結お疲れさまです。
    初期構想と外れてるんですね。ちょっと納得したのがキャッチコピーの「セフレの女の子と、両片想いの女の子と」って並列されてる二人が完全に一人になって三角関係が成立しなくなってるんでここから他の子と両片思いは難しそうだなぁって思っていました。
    とくに美桜さんは好きになったら一直線で両片思いの余地を残しそうにないキャラクターだし。

    あらすじでも急接近してるのが美桜さんよりむしろ氷雨さんというあたりが紅ワインさんのキャラクターが生きている証拠だと思います。
    応援してますので今後の展開も楽しみにさせていただきます。
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