*同じ内容をTwitterにも投稿しています。(
https://twitter.com/OSFlICKFmP11306/status/1689497406130569216)
作品へのコメントを読んで悲しくなったのでここで発散させてください。(もう削除されています)
「この状況に陥る時点でヒロインとして終わってる
面白かったのに残念でした
頑張ってください」
だそうです。
率直にこんな感想なら書かないでくださいと言いたい。
カクヨムのコメント欄は「応援コメント」が正式名称なのだから執筆の励みになるようなコメントをするのがルールだと思います。
応援でないとしても作品がより面白くなるような建設的な批判にすべきでしょう。
批判・批評は甘んじて受けるつもりです。
アマチュア作家で構想力や文章力が未熟なのは百も承知です。そのため手厳しいコメントは自らの糧になるのでむしろ嬉しいくらいです。
ですが単に「面白くない」とか一方的に中傷するコメントを書き込むのはいかがなものでしょう。
面白くないと感じるのは人それぞれなので仕方がありません。しかしそれをストレートに書き込んで作者を傷つける行為は人として間違っています。反省すべきです。
一番許せないのはヒロインの凪音を「終わっている」と中傷した事です。
凪音は恋慕していた能登に強く拒絶され、深く傷つき、不安定になっています。そのせいで非行に片足を突っ込み、結果自らの首をしめる状況に陥ってしまいました。
この状況は読者様にとって快いものではないでしょう。因果も凪音の行動にあるのですから自業自得と言えなくもありません。
ですがそれでヒロイン失格の烙印を押すのは誤りです。
本作はタブーな恋愛を主人公の能登先生の立場から体験するところを楽しみとしています。
初々しくも危うい凪音とのタブーな交流に肝を冷やす体験を読者様にしていただきたいと思っています。
しかし楽しみはそれだけではありません。
人を育てる教育者として未熟な凪音を見守る先生の優しさにも共感していただきたいのです。
そのため、読者様にはまず非行に走った凪音の気持ちに寄り添い、そんな凪音に能登がどう寄り添うかというポイントに注目していただきたいのです。
凪音の気持ちを汲み取っていただければ難しくはないでしょう
ですがこちらの方はそういった血の通った優しさを持ち合わせていないようです。
ヒロインは完璧でなければならないと思っているのでしょうか?
だとすれば傲慢です。ヒロインも人です。傷つきますし、間違います。完璧なはずがありません。
そもそも人間として完璧な16歳なんていません。
完璧な人間もいません。
それゆえに小説は面白いのです。欠点だらけの人間が苦悩し、目標に向かってひた走る様は美しく、感動を呼びます。
私たちはキャラの成長に共感し、感動したいから物語を読むはずです。
こちらの方はもう拙著を読まないそうです。
それは致し方ありません。私も途中で本を閉じた経験は何度もあります。そのため非難できません。
しかし惜しいことをしたぞと言いたいです。
物語は1番の山場を迎え、ここをどう切り抜けるか手に汗握る場面です。
読者様はご存知でしょうが、私は章の最後など区切りの良いところでコメントを挟んでおり、「次が最終章」とも予告しています。
この方は最初から読んでくださっていたので、ここが山場だと分かるはずです。
なのでこの方はわざわざ一番面白い場面の直前でやめちゃったんだなぁ、と思い、残念な人だと思いました。
まぁ、空いた時間で好きな本を読めばいいと思います。
長くなりましたが私の言いたいことをまとめます。
・中傷の感想は書かないで(お願い)
・登場人物に完璧を求めるな。特にファンタジーじゃないならなおさら。
・途中で辞めるのは結構。作者に止める権利はない
・終わりが近いなら最後まで読んで、その上でしっかり批判・批評しよう
です。
もやもやした気持ちで考えたことを吐き出したのでまとまりがないかもしれません。
読んでて不快になった方もいるでしょう。(作家の傲慢だ!みたいに)
しかし思うことはやめられず、誰かに聞いてほしかったのでツイートしました。
共感してくださった方はリツイートしてくださると幸いです。
P.S.
一番腹立つのはコメントを自ら消したことです。
このコメント主様は作品を描いておらず、Twitterアカウントも不明なため私は反論できず、ここで吐き出すことしかできません。
なんか一方的に唾吐かれた気がしてもやもやしてます。
でもツイートしてスッキリしました。