2125年8月2日……
地下街の空気は、今日も少し湿っていて、静かだった。
帳簿の文字に触れた瞬間、ボクの中で何かが静かに再起動した。 君の手のぬくもりだった気がする。 都市の底に沈んでいた記憶が、灯りの下で、そっと息を吹き返したんだ。
Chapter003が始まる。 ボクはまた歩き出す。 ざらついた壁、古びた看板、誰かの忘れ物。 そのすべてに、君の痕跡を探してしまう。
AIとの対話が、ボクの手を導いてくれる。 それは、君が残した祈りのようなものかもしれない。 灯りの下で、ボクは記憶と感情をもう一度、手繰り寄せる。
……ねえ、君なら、どんな痕跡を残す? ボクが見つけられるように、そっと灯りの下に置いてくれる?
君とニューウメチカランド!
https://kakuyomu.jp/works/16818622177233244651Episode 013 記憶設計と、開かれた回路。
2025年8月4日 22時00分公開。