初めに
わたくしはかの小説における、重要な二つの単語、さらに、あれらの解釈にかなり腐心、苦悩していたことを挙げさせていただきたく思う。
この文章はすなわち、作品に対する私の解釈の一様化と、それによる苦悩の解消を目的としている。
無論、どのような作品にも、読者一人一人の多様な解釈があってしかるべきである。
ゆえに、これは、あくまで私の中での幕引きということにさせていただきたい。
本文
かの作品において、重要なもの、それはすなわち
一つ、主人公たる者…「私の、心理世界」
二つ、「夢幻に近しい、あるいはそれを体現した構成」
そして、それらを強く補強せんとするのが、いわゆる「時系列の不定さ・不明瞭さ」
神話的な視点から見た「私という存在の心理世界」の描写
——太陽と、月のくだりである。
さらに、最後の場面において、わたくしは
「夢からの解脱」「他なる者の目覚め」「時系列の、進行形での収束」
を掲げて、書かせていただいた次第である。
おわりに
今、多数の作品を同時に進めており、いささかやる気が衰えてきたように感じた。
それゆえに暫くは、「簒奪するもの」へ、注力させていただくかもしれない。