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創作論と私の創作法

私は、カクヨムで一番読んでいるのは、創作論ではないかと思います。

文を書く以上、思うじゃないですか。

もっとうまく書きたい。

もっと多くに届けたい。

もっと評価されたい。

もっと、もっと、もっと、遠く――


一度は私も書いてみようかなって、思ったんです。

「創作論を書いてみよう、自分の姿勢が分かるから」とか、誰かがおっしゃっていた気がします。


でもやめました。
数字の無い私の書く創作論など誰が読むのか、と。


でも、最近、AIと対話しながら、自分の創作方法という物を自己分析してみたのですね。

私の書き方は、AIに言わせれば、「観測型執筆法」だそうです。

量子力学の世界で、「観測を行う行為そのものによって、その対象の性質や状態が決定される」という概念があります。
粒子の位置や運動量のような物理量が、観測されるまで確定した値を持たず、観測という行為が波束の収縮を引き起こし、初めて具体的な値を持つようになるというものです。

私にとって、物語を手に入れるということは、まさにこう言う形です。

宇宙のガス雲に例えるといいかもしれません。

物語は私が観測し、捕まえるまではもやもやとしたガスのように漂っていますが、私がある程度恣意的に水先を整えてやると、後は重力に従って集まってゆき、最終的には物語の新星として核融合を開始します。
キャラクターも同じように作り――、さながら惑星と言ったところでしょうか。

そうなったら、後は簡単です。
その新星を、ある程度の深度を持った、世界――、歴史、文化、宗教に制度、そんなものを整えた箱庭に放ってやると、恒星(ストーリー)の周りを、惑星(キャラクター)が正しく運行し始める。

その中から、小説とするに値する時間を切り取って、カメラを据えて観察してやればいいのです。


……自分で言ってて気持ち悪いな。


突き詰めるとこうなってしまいますが、

要は、結構無計画に、「この物語は絶対に終わる」くらいの覚悟だけ決めて、
後は必死で妄想している、というのが、私の書き方です。

うん、創作論じゃねーな。

「プロットを書きましょう」

ハイ無理です。

そんな感じで、人様の創作論を見て、落ち込んでいるわけです。

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