こんにちは、ジェムです。
気づけばすっかり秋……と思いきや、昼間はまだまだ暑いようで。
毎朝、長袖と半袖を並べては、どうしたもんかと悩んでいます。
季節も変わったということで(?)、久々に拙作の豆知識を更新しようと思います。
テーマは、登場人物の‘翼事情’。
拙作では、登場人物が比喩ではなく、リアルに飛びます。それも、割と本格的に。
「ファンタジーだから!」で押し通してしまってもいいのですが、一応、原理的なものはありまして。
今回は、そのあたりを簡単に説明します。
フィルナ人は‘銀翼(ウィーラ)’と呼ばれる、一種の特殊能力によって飛翔します。
銀翼は別名‘女神の贈り物’とも呼ばれ、基本的にはフィルナ人ならば誰にでも備わっている能力。
銀翼は持ち主の自由意志によって発現が可能で、見た目は半透明の翅状の光が背中に出現する感じ。いわゆる天使の羽のようなモフモフ感はありません。
ベースは体力。腕や足を動かす延長のような感覚でコントロールが可能ですが、使いすぎると当然バテます。
なお、実際に飛べるようになるには専門的な訓練が必要で、さらに実戦に出るレベルまでもっていくには、極細の平均台を落ちることなく全力疾走できる程度の平衡感覚と、駅伝選手並みの持久力が求められます。
一方、ルナン人は‘偽翼(ぎよく)’と呼ばれる呪法によって飛翔します。
フィルナ人が生来持つ銀翼に対抗すべく編み出されたもので、発動には高度な呪法式とある程度(一般的には中級貴族以上)の呪力量が必要。
銀翼と同じく術者の自由意志によって発現が可能で、見た目は炎のようなオーラが背中から噴き出ているような感じ。オーラの色は、術者の呪力属性等により、微妙に変わると言われています。
ベースは呪力。発動中は常に式を編んで呪力を放出し続ける必要があり、呪力が尽きると同時に術は強制解除、真っ逆さまに落っこちます。
そのため、貴族出身の新兵の死因の第一位は、討死ではなく墜落死。頭を割るか、木にブッ刺さるか、全身の骨をバキバキに折るかして死ぬ中級貴族が非常に多いと言われています(下級貴族はそもそも、偽翼の発動ができない)。
どちらにせよ使い続けるのは両者とも非常に辛いので、余程体力(または呪力)に自信があるか、余程のバカか、または余程のピンチに陥っている場合でもなければ、連続的な使用はしません。
皆、普通に浮遊船や有翼の騎獣に乗ります。
ちなみに、飛翔という点において、本編で一番ポテンシャルが高いのはアースロック。
バランス感覚もさることながら、とにかく非常に勘がいい。
アクションゲームとかパズルゲームとか、かなり強いと思います。
第15章も、いよいよ終盤。あと1話で終了の予定ですが、その最後が実に曲者でして。
少しばかり校正に時間がかかるかもしれませんが、折れずに頑張りたいと思います。健康第一で(もう風邪はひきたくない……)。
まだまだ気候が不安定なこの頃。
皆様も、健康に気をつけてお過ごしください。