各作品一つずつ明確なテーマを決めているので、その経緯と思いを書かせて頂こうかと思います。
1話
テーマは雨です。私個人が雨が好きなので。それと百合を組み合わせて話にしようと思ったのがきっかけです。
主人公が自問自答する作風が好きなのでどれも主人公が自問自答してますが。
雨をどう思うかは人それぞれで、良いなと思う人もいれば嫌だなと思う人もいる訳で。
雨が上がる喜びみたいなものも表現できれば良いかなと思いました。
２話
テーマは小説。何故小説を自分は書いているのだろうという疑問を主人公を通して表現できればと思ったのです。
小説の中では、何もかも自由な訳です。何をしてもいいし、しなくてもいい。
現実でできないことも小説の中ならできる。恋愛とは何だろうと考える系百合が好きなので小説の恋愛と現実の恋愛の違いを考えたら、みたいな感じで書いた気がします。毎回辛いパートがあるんですけど、それを乗り越えていく展開が好きです。二人で一人の小説家にすることでただの恋人ではないというところも表現したかった。
３話
テーマは百合。というか、同性に恋するとはどんなことかと。そして、その難しさみたいなものを書きたかった。
とにかく辛い話で、不快な思いをさせてしまったら申し訳ありません。偏見の目で見られても、それでも二人で生きていくという関係性の強さを表現した。後先輩後輩の関係も書きたかった。私個人としては学生百合が一番好きなので。傷ついても、それでも二人なら乗り越えていけるという絆の強さも。
総括としては、同性に恋することで壁に当たっても、二人で乗り越えるというのがテーマです。
ただ愛する人が側にいることがどれほど大切なことなのか。当たり前は、決して当たり前ではない。
そういう関係性の強さは、異性愛で表現することは難しいように思えます。
これからもぼちぼち投稿していく予定なので、良かったら見てみて下さい。