• 現代ドラマ

読むのに忙しくて書いてる暇がない

やっと、図書館から借りた本を読み終わったのに、また増えました。本を読んでいると、自分の作品の底の浅さが見えてしまいました。それで修正したのですが、新しい作品に取り掛かれません。忙しいというより、朝鮮戦争時に起こった済州島事件を書いた「別れは告げない」(ハン・ガンさん)などに圧倒されて、ですね。内容だけでなく、ミステリーのような作り方?構成?や雪の冷たさに圧倒されました。佐藤正午さんの「熟柿」もミステリー仕立てで、高齢女性をひき逃げして刑務所で子どもを産んだ女性の話で、最後のほうで飛んでもない事実が明らかになる。この女性の生きなおしていく長い年月。でも最後に光が見えて、ほっとしました。
新しい本は早見和真さん「アルプス席の母」。夏川草介さん「スピノザの診察室」。池井戸潤さん「俺たちの箱根駅伝」上、下。阿部智里さん「皇后の碧」です。
このうち、「アルプス席の母」と「皇后の碧」は読みました。甲子園を目指す野球少年の話を母親目線で描いた「アルプス席の母」は、スポーツ系の保護者って大変と聞いて聴いていたけど、いやー、本当に大変ですね。息子が出来すぎ位いい子で、泣かせていただきました。
「皇后の碧」は、精霊さんたちの話で、なるほど、という落ちでした。

2件のコメント

  • あげていらした本のうち「スピノザの診察室」は読みました。
    それくらいで、とても不勉強な自分が恥ずかしいです。
    でも、読んでいると、自分のものが書けなくなってしまうので。まず時間的に難しい。そしてやはり、読んだ作品の構成力や筆力のレベルの違いに気圧されてしまうので。
    でもでも、書かなければ微かな一歩の進歩さえなくなるから、となだめなだめいつも戻ってくる感じでいます。
    一番最近に読んだものは彬子女王の「赤と青のガウン」です。こちらは小説を超える現実のあれこれに地道に取り組まれるお姿を書いたエッセイで、どのようなお生まれの方にもそれぞれのタスクがあるのだなあと、改めて感心いたしました。
  • 近況報告にコメントいただけるなんて知らなくて。メッセージ嬉しいです。
    カクヨム初心者には、新たな発見が楽しいです。何が分からないかが分からないので、書いていくことで、少しずつ分かっていくのだなと思っています。
    頑張りますので、これからもよろしくお願いします
コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する