どうしてだか、敵を作ることを目的としているとしか考えられないものばかり書いてしまいそうになる。
何を間違えてしまうのだろうか?
それほどまでに世に不満を持っているとでも言うのだろうか?
……。
別に不満は無いのだけどね。
上手く行かない人生など当たり前だと思っているし、自分の能力と現実を正しく秤に掛けて生きるような環境に身を置いているので、身分不相応な要求を社会に頂いている訳でもない。
社会に認められていないような特殊な問題を抱えている訳もなく、精神的に強い被害妄想に悩んでいる訳でもない。
まあ、被害妄想くらいは少しはあるが、これは被害妄想というよりも防衛本能だろうと思う。それが働くと疑うという行動に入るので、どうしても被害を想定してしまい疲れる。それを妄想だったと片付けると、それで被害妄想の出来上がりだ。
防衛本能は当然の行為だと割りきってしまうと問題は解決してしまう。
そして出来たゆとりを利用して、敵を探し始めるのだ。
敵を叩く、これほど愉しいストラテジがあるだろうか?
いやいや、そうでないストラテジがあるだろうか?
……。
冗談だよ。
はぁ、この性格、どうにかならないのかなぁ。
リアルでは、とても紳士的なもの腰の柔らかい人間だというのに。
とはいえ、リアルでも場合によっては遠慮などしないけども。それができない臆病で優しい馬鹿は社会に馴染まないだろうね。問題解決能力の無いタイプだろうから、いざという時に使えないどころか場合によっては問題を膨らます害悪になる。
皆で仲良く?
それは間違いではないだろうけども、間違っていることを間違っていると言えない、互いに肯定しか容認できないような関係では話にならない。そんな仲は長い目で見て死んでいる。
言うべきことを言っても喧々囂々の後に、それはそれと割りきって変わらず同じように付き合えてこそ息の長い関係を築けるだろう。
そう言えば、好きなら否定しない筈、と誰かが私に意見してきたことがあった。流石に冗談で書いたのだろうと思うのだけども、だとしても詰まらない冗談だと思った。レベルが低すぎて冗談にもならない。
好きだから何も言わないのだとしたら、言わない結果どうしようもなく気持ち的に付き合えなくなってしまった時にどうするのか。ただ諦めて我慢して受け入れ続けるとでも言うのか。
将来を一切考えない夢見る少女でもあるまいに。
お前は赤毛のアンか!!
……ああ、こうやって突っ込めば良かったのだろうか??
いや、本当の問題は相手や関係性に問題を認めても何も言えないというのは、互いに問題解決できない関係だという話なので、それはとても危ういという話なのだけど。でも、ちょっと考えたら分かるようなそんな誰でも知っているような問題を抱えている関係を割りと良く見かける。これは恐ろしい。
そんなもの皆で仲良く滅びましょう同盟でしかない。
怖すぎて使えない。