本作を読んで、友人が気を利かせて買って来てくれた。
北海道物産展で見つけたらしい。
だが、違う。そうじゃないだろう…。
「…ありがと?で?これをどうしろと…。」
「普通に焼いて食えばいいじゃん。」
「いつ食うんだよ…。」
「ブレックファースト?」
「朝から食わねぇよ!食うなら、箱そばか吉牛の朝定だよ!」
「じゃあ、おやつ?」
「仕事中にこんなガッツリおやつ食うのかよ?!」
「…食わねぇな。」
全ての原材料が北海道産で、物は良さそうなのに
それを有効活用出来そうもないヤツにそれを渡すとは…。
「ゴールデンウィークにパンケーキパーティーを主催したら暇なヤツが来ると思う。」
「ゴールデンウィークってなんだよ?!今日だって普通に仕事だし、カレンダーが赤いのは、我が社じゃ目の充血が原因の錯視だと言われてんだよ!しかもなんで俺が主催者なんだよ!面倒くせぇ!」
「俺、4月29日から5月7日までゴールデンウィーク!」
「(滅!!)」
その休日格差を聞いて、カレンダーが赤い日は、全部雨が降れば良いと雨乞いしておきました。