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「統合失調症(本物)になると、起こること。」を完結にしました。

 今は鬱(心情が平板化している)状態です。
 統合失調症の当事者の本当に起こっている(いた)ことだけを書いたつもりです。
 統合失調症にならなければ、新卒でどこかの会社に就職して、憧れの東京暮らしで、家族なんかもいて、自由で理想的な生活ができていただろうな、もしくはその素晴らしさに気づかず、ずっと愚痴を言いながら、収入などで更なる高みを目指していたのかな、とかも感じます。
 なんて、ifは無いのですが。
 なったからなった。それは逃れることのできない運命だった。今ではそんな風に捉えています。
 「統合失調症(本物)になると、起こること。」には、実際に統合失調症を体験して、この世には神秘的な悲劇があるものだ、ということを伝えたかったのです。
 ですが、無理に続けようと思うと、そのうち日記になっていき、書くこともストレスになり、「書いてよかったのだろうか? 消した方がいいのではないか?」とまた不安になり、作品自体を消してしまうことが目に見えています。
 日記になったらダメなのです。
 統合失調症の苦しみだけを書かなくてはダメなのです。
 障害年金などの書くこともありますが、書こうとは思いません。
 障害者になったこと、それだけでも「恥」だと言われたこともあります。
 「障害者になることはマイナスでしかない」と言われました。なった当人から見れば「じゃあ死ぬしかないのか」と返したくなる言葉だし「障害者は社会の隅で細々と生きていろ」と言われたような気がします。
 実際の社会はそうなっていると思います。
 「障害年金」という、一般人の方からするとお小遣い程度の金額を渡して、「ほれほれ金はある程度生きれるギリギリの分は渡すから、あとは黙って実家で守られながら過ごしてください」と言われているような気がします。多分、国家の政策としてはそうなっていると思います。
 障害者基本法も障害者雇用率も何も信じられません。障害者は暇を持て余した奴隷扱いされていると思います。
 話が逸れましたね。
 とにかく、「統合失調症(本物)になると、起こること。」はもう書きません。
 作品の中で一番pv数が多いので、それもまた、この作品を成長させなければいけない、という義務感に襲われてしまうと思います。
 カドカワドワンゴ様の利益の一端にはなりたくないのです。僕自身には一円もお金は入ってきません。昔「スプレッドシートの……~異世界転生~」みたいな作品がありました。その作品はカクヨムからは消えましたが、書店には並びました。著者プロフィールを見ると、なんと「株式会社はてな」の従業員でした。身内で甘い蜜を吸い合っていただけで、中身は特に見られてなかったと思うと、残念で仕方がなく、一言でいえば「この社会は腐っている」と感じました。
 リスパダールを飲んでいたので、心は平板化していましたが。
 また話が逸れましたね。
 一個人としての、統合失調症の体験記はおしまいです。
 反対に、この作品をできる限り長く残すために続きを書くことをやめにしておきます。
 読んでくださった皆様には、本当に感謝を申し上げます。

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