10話まで読んでくださって、ありがとうございます。
実を言うと、この作品を書き始める前から、10話だけは決まっていました。スライムゼリーパフェ、父の図、再生数が「十」で止まる夜。最初に頭にあったのがこのシーンで、1〜9話は、ここに向かって組み立てました。
10話を書き終えたとき、「ひとつ、閉じた」という感覚がありました。
◆「ゲン_zero」について
10話の終盤、ユウトがひとりで確認する古いコメント——「続けてみなさい」と書いたゲン_zero、誰なのかは、もう少し先で明かされます。ただ、サポーターの方にだけ言うと、すでに別の形で登場しています。名前はまだ出ていません。
◆父のレシピ帳について
9話で父のザックを開いて、10話でパフェを作る。この二話はもともと一話分のつもりで書き始めたら、分量が倍になりました。父のノートの「継承——可能性」という走り書きは、どこかで回収される伏線です。まぁ、忘れてしまっててもいいと思います。
11話からは、コメントが入り始めます。ユウトの配信が、少しずつ、世界に気づかれていく話が続きます。タイトルの億り人まではまだまだ遠いですが、これから少しずつ伏線回収していきます。引き続き、よろしくお願いします。