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キミサガ 術具全般解説 例外追記

【術具全般に関する解説】

・一般的に術具は『特定の術法』を容易に発動させるために作成された道具を指す。
 術具の基盤に刻まれた魔法陣に『承』の機能を持たせた「自動詠唱機」とも言える代物。
 修練を積んだ術士でなくとも比較的容易に術法の使用が可能となるが、『起』にあたるアトマの充填、『結』にあたる術法の発動に以下の制約・法則がある。
 
*大前提として、使用者は基盤に刻まれたアトマ文字を理解した上で、思念法で操作を行う必要がある。
*魔法陣にはアトマを効率よく伝播・増幅可能な霊的物質の使用が求められ、純度の高い霊銀の使用が理想とされる。

・また、術具には大別して『即発式』と『充填式』の二種類に分かれる

*即発式は使用者がアトマを送り込むことで動作する旧式型。アトマの消費が必須だが、安定性に優れており高出力の術法を運用する際に多用される。比較的安価なことも利点。

*充填式は予めアトマを注ぎ込んでおき、任意のタイミングで使用出来る最新型。
水晶灯などの生活術具にも広く使用されているが、高価であるため霊銀が多く産出されるレゼノーヴァ公国以外では市民層にまでは普及していない。

【共通事項】
*術具自体が大型するほど高出力化が可能。逆に言えば小型で性能が高い物は貴重。
*使用にはアトマ文字の解析、操作による予備動作が必要。瞬時に術法を発動できるわけではない。

【例外に関して】
*以上の内容は市販品・大量生産品に関するものであり、腕利きの術具職人の手による一点物や、古代遺跡から発掘される曰く付きの品は例外となる。
*特に『神器』と呼ばれる術具は規格外の性能を誇るが、使用時の制約や代償も大きくなる。
*常人には運用不可能ではあるが、魔人側が作成した術具も存在する。過去に大災害を引き起こしたケースもあり、その多くが破壊・もしくは厳重に封印されている。

修正、追記は随時行っていきます

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