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昨日本日合わせて4作の作品を公開致しました。

急遽掲載サイトが閉鎖と言うことで、本日幾つか移植、公開致しました。

ヤンデレストーカーの完結世界
https://kakuyomu.jp/works/16816452218976637389
 ヤンデレストーカーに知恵を与えてはならない、と俺は知った。
 今更身を以て知ったところで無駄知識だけど。
撒かれた細菌、手立ては無く。世界の終わりに、残されたのは俺とストーカー、ストーカーのまともな妹とそのストーカー。一応SF。
ストリエ、セカイ系ストーリーコンテスト「君が壊すセカイ。」にて、ストリエ賞をいただきました。サービス終了に伴い、こちらへ投稿。

PEARL
https://kakuyomu.jp/works/16816452218977538188
 澄んだ青い空の下、僕らは笑い合っていた。
 戦争が起きて男がいない村に辿り着いた僕は、世話になっている薬屋の手伝いをして暮らしていた。
 いろんな女性に声を掛けられるけれど、僕はただ一人、薬屋の彼女だけが好きだった。
 彼女だけをたいせつにしたかった。
 世界の真実にも気付かないまま、ずっと、僕は本気で。
 主人公は知らない。見ている世界を疑いもせず、彼女だけを愛していた。

offering of flowers.
https://kakuyomu.jp/works/16816452219000294096
ここではないどこかの世界の、戦後譚。
【Fuchsia フューシャ】
 戦争を生き抜いた大尉は戦後、楽観的でチャラいおっさんとなり軍事学校の教官として日々過ごしていた。上官のお小言にものらりくらり飄々としている大尉は、いつも決まった日に休みを取る。
 この年も常のように休暇を取った大尉は、毎年と変わらず一日が終わるはずだった。
 しかし、今年は違って……?
【Papaver somniferum ペパヴェール サミニフェレム】
 異国情緒溢れる異民街。そこを守るために生きる自警団のおっさんと情報屋のおっさんの密談。未だに貧民たちを中心に流行る、貧困に付け込んだ『花』とは……退役軍人と時代、舞台は同じ。場所と人が違うくらい。
おっさんの哀愁から始まる離別と邂逅の話です。

the origin─箱舟の徒
https://kakuyomu.jp/works/16816452219005856111
 生きるために、星を棄てた。肉体を棄てた。 けれど、そうまでして、いったい何の意味が在ったのだろう。
新天地を求めて航行する宇宙船にデータ化して乗り込んだ人類。
だけど、そこで暮らす少女は複雑な思いを抱えていて……。
実は初宇宙船SF物でした。

と、こんな感じです。ハイファンタジー、SFと来てます。
ヤンデレは2015年にストリエさんで入賞した作品でした。
テーマ『セカイ系』でしたから。セカイ系SFとか私の面目躍如と言う訳です。

昨日今日挟んでですけれど、一気に4作ですね。
実はまだ在るんですが、そろそろ執筆仕事が在ったりコンテスト参加作品を書き下さねばと忙しく。そちらにシフトするので一旦止めます。



あと、今年で自作単著のFlat_フラット、書籍化から3年でしたー。

Amazonやhontoで星5ついただいたりたまーにランキング上がったりと一喜一憂ならぬ一喜一喜しながらとうとう3年です。早いものです。
また発行日の3月5日は私の退院から1年と言うことで二重にめでたかったりします。

何かやれれば良いんですけども。結局今年も間に合わなかった……無念。



では、また。投稿作をお読みいただき、ありがとうございます!

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