これは、様々な人が一冊の本を作るまで/作ろうと思った経過を書いた物語です。
作中では次のような説明がされています。
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URGH BOXという企画の参加者・賛同者を募集しています。
これは「URGH BOX」というタイトルで出す予定の文芸部の自主製作本についてのことであり、同時にすべての人に対することでもあります。
ある人は言いました。
『欠落した人間の音楽』――ここで言う欠落とは、心の傷や何かに対する不安、満たされない思い、心の空白などです。
人間には誰でも欠落と呼べるものがあります。
もっとも、欠落という言葉がピンとこない人もいるかも知れません。
心の傷、何か言いたいこと、トラウマ、人には言えない悩みの種、いつも考えてしまうこと……そういうものの原因を考えてみてください。
その何かを抱えた時のことは、あなたのせいですか?
それは少し違っていて、あなたを追い詰める何かが社会に蔓延しているから、とも言えます。
その社会構造に対するRebel(抵抗)あるいは、プロテスト(抗議、反対)の文学――URGH BOXが目指すのはそういうものです。
文学というと難しいことに見えるかも知れません。
けど、実際には事情は違います。
根本的に文学の世界は自由であって、何をどんな風に書いてもいいものです。
古風な小説、現代的な小説、あるいはもっと軽い小説……小説とは限りません。エッセイ、詩、短歌など、形はなんでもいいんです。
あなたが抱えている傷、今、URGH BOXに集っている人間の抱いている欠落を言葉にした本を、一緒に形にしませんか?
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URGH BOXの意味は以下のようなものです。
現代に生きる人々は、必ず心の中に叫び声を秘めている。
URGH……「うわーっ」っていう感じの叫び声の英語です。
BOX……ご存じ「箱」でありここでは一つの比喩でもあります。
URGH BOXとは叫び声を閉じ込めた一つの箱、容器、コンテナであり、それは例えば本であったり人の体であったりします。
様々な人の心の叫びを集めた一冊の本を作るというコンセプトでメイン人物・杏元杏凪が主宰している雑誌企画の名前でもあります。
話ごとに主人公もヒロインも切り替わる数万字~十万字程度の短い話を集めたこのシリーズは、叫び声を生み出す要因――それは主に現代が抱える様々な病理に対するRebel(抵抗)、そしてProtest(抗議)として書かれました。
彼女達の『心の叫び』から生まれる『抵抗の物語』をお楽しみください。
※総じて(色んな意味での)少数派が自分なりの生き方や夢を見つけるまでの話です。
2026/8/14追記
一部の人には差別的に見える描写が存在します。
また全方位に不快な人物が登場します。
各作品につけたあらすじと注意書きを必ずお読みください。
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