ふつうの会社員。 小説(アクション、恋愛他)とエッセイを書いています。見てくれると嬉しいです。 作品詳細はコレクションをみてね☆ ポータルサイト https://profu.link/u/team8attari
少しずつ一歩一歩進みながらかけていければと思っています。 レビューなどいただけましたら大変作者は喜びますので(笑)ガンガン書いてほしいです。 よろしくお願いします!
昭和生まれのオッサン。 好きな小説家は 小松左京 平井和正 大藪春彦 菊地秀行 夢枕獏 榊一郎 水野良 ジュール・ヴェルヌ ジェームズ・ロリンズなどなど。※ウェルズよりヴェルヌが好き。 SFや冒険小説、正統ファンタジーもヒロイック・ファンタジーも共に、ラブコメも好きというとりとめのないオッサンですのでフォローしている作品も多方向に渡っております。 レビューや応援コメントなどで若い人には判りづらい表現やネタなどが入ってる時がありますがご容赦願いたく存じます。
「南無阿弥陀仏」 ハゲの男はそう呟き、拳を握りしめた。僧衣に身を包んだ鋼の肉体は、はち切れんばかりに服を圧する。 「おのれ! 怪僧、神原宗軒!」 神原宗軒と呼ばれた僧侶と相見えているのは侍だった。刀を抜き、正眼の構えを取っていた。 「人様を仏にしてこその仏道。拙僧の剛拳を持って、貴方様を仏様に変えまする!」 僧侶の肉体は一段と膨れ上がる。照り光る筋肉には血管が浮かび上がった。 「愚かなり。剣に徒手空拳にて挑むとは! 覚悟ぉ!」 侍は一刀のもとに斬り捨てようと斬りかかった。 「南無…」 宙に跳躍した神原宗軒。繰り出されるは天を裂き地を砕かんばかりの唸る鉄拳。侍は風に吹かれる枯れ草のように弾き飛ばされ地を転がる。侍は立ち上がることはなかった。神原宗軒は侍を見下ろし合掌する。 「また一人仏となったか。武門ならぬ仏門の誉れよ! クァーッハッハッ!」 怪僧の笑い声が、静かなススキ野原に木霊した。 次回予告 阿弥陀の拳!! 野党共が農村を襲う。嘆く村人笑う悪党。 現れたのは怪僧 神原宗軒。 炸裂するか剛拳、下すか仏罰。 戦いの行方はどうなるか!? 唱えろ南無阿弥陀仏!!
ゆるりと書いていきます。
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