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怒ってます!! なぜか、低評価レビューが消えている件。

現在連載中の「転生した中ボスはレベル999で主人公を迎える」。
こちらに星1個の低評価レビューがついていました。
内容は明らかにアンチレビュー。

私は、そのアンチレビューのいいねの数を数えるのが日課でした。
昨日見たら40個弱くらい「いいね」がついてましたよw

でも、今日見たら消えていました。
レビュー内容があまりにも頓珍漢だったため、ユーザーチェックをしていたのですが、その人のマイページでもどうやら消えているようです。

ご本人で消されたのか?
それとも、誰かから通報があったのか??

消す権限は3つしかありません。

本人。
運営。
作者である私。

ちなみに、私は消していません。

私が消すなら初日に消していますw
そもそも、レビュー内容が頓珍漢で、憤慨していました。

レビューとは、本人の感想を書かなければいけません。
面白くない、なら、そう書けばいいんです。
にも関わらず、「こんな作品がランキングトップになぜ来るのか?」と題して、創作の「そ」の字もわかっていない頓珍漢なレビューでした。
私からいわせれば、「他の人のレビューと作品についてるコメント読めよ!」とめちゃくちゃ怒っていたのです。
その人の疑問は他の人のレビューで解決するんです。あなただけだよ。ランキングに疑問持ってるのは。

そう思っていたのですが。
悲しいかな、そのアンチレビューの「いいね」はウナギ昇りw
まぁ、それが世間なんですよね。他の人が書いている絶賛レビューの「いいね」は10以下なのに、アンチレビューはどんどんと数値が上がるw

これは世間評価の縮図として、ずっと参考データとして残しておきたかった。
主観では、ほとんどの読者さんは頭がいいので、頓珍漢なレビューを晒すことが、その人においては一種のざまぁだったんですけどね……。

恥ずかしくなった?
それとも通報かな?

わからないですが、残念な気持ちと、安心した気持ちと混在して複雑です。

誤解なきようにいいますが、私は低評価はアリな人です。
面白くなかった。のならそう書いて欲しい人。
どこが面白くなかったのか? 何がその人に刺さらなかったのか?
それを知りたいんです。

でも、そのアンチレビューは頓珍漢で、まったく参考にならなかった。
ランキングに上がるのは大多数の評価を得ているからであり、個人の評価じゃない。
他作家と似たような題材「悪役貴族転生」で書いているのはランキングで上にいくためです。
アンチレビュアーには、「私の短編読めよ」と心からいいたい。別に「悪役貴族」が好きで書いてんじゃねぇよ。
私が好きなのは「ドラゴンボール」であり、「ジョジョ」であり、「寄生獣」であり、「カムイ外伝」なんですよ。
そこには悪役貴族も転生もハーレムもないんですよ。

プロフィールにも書いてるんです。
なにもわかっていないのに、わかった風なレビューに、とにかく憤慨。

面白くない、なら、素直にそう書いて欲しい。
私はそういう人を尊重したい。
「個人の好み」と「傾向論」を一緒にしてはいけない。
アンチコメントは基本的に「個人の好み」を「傾向論」としています。
アンチの方は「自分の好みと評価」が「傾向論」だと勘違いされている。
私はここに、相当な怒りを覚えるのです。

申し訳ないけど、努力していない人間に「傾向論」なんてわからないですよ。
ランキングのことなんかわかるはずがない。
私がランキングの1位になるのに4年かかった。
毎日執筆して300万字以上は書いた。
賢いヒロインコンテストの最終選考にも残ったことがある。

ちゃんと、努力はしています。
だから、「傾向論」が語れるのです。

読者は「評価」を下すだけ。
面白いか? 面白くないか?
それだけが読者に与えられた正当な権利。
努力していない人間が「ランキング」のことに口を出すのは、本当にやめて欲しい。
それが的を得ているのなら、大勢の読者の参考になるのでいいです。いわゆる分析肌ってやつですね。
でも、アンチのは絶対に的を外れています。しかも、かなり大きく的を外れている。
ハッキリいって個人の「好み」を語っているだけです。だって、なにも努力をしていないんだもん。
傾向論なんて、わかるはずがないでしょう。

私は頓珍漢なアンチレビュアーはチェックしています。
あまりにも度が酷いと運営に報告するためです。
今回の対象者は私の作品を「似たような展開で飽きた」とレビューされていました。
試しに、どんな作品を高評価されているのか覗きに行ったら、案の定。
高評価しているのは「悪役貴族」の小説でした。
私は、髪の毛が逆立って金髪になりましたよ。

これだからアンチは……。

頼む。
お願いします。

「面白くない」「個人的に合わない」ならそう書こう!
私はあなたの好みを否定しない!
でも、なにもわかっていない人が全体の総評をするのは許せない。
それは絶対に間違っているから。そんな間違ったレビューを本気にする人が、また間違ったレビューを書く。
負の連鎖続く。だから、めちゃくちゃ怒るんです。

ご自身は高評価している作品に対して「この作品は他と違う!」と思っているか知りませんが。
私にいわせりゃ「同じだよ!!!!」
「悪役貴族」「転生」もう一緒です!!
ごめん、私の書いてる作品となに一つ変わらない!!

あなたは違うと思うかもしれないけど。
それはあなたの感想でしょ!
と、ひろゆきさんが憑依してしまいます。

例えるなら、部屋の中に美少女フィギュアが1体だけ飾っている人に対して「あなたはオタクだね」と言ったら「いや、1体だけだしオタクじゃない。俺は普通だ! オタクは3体から! 訂正しろ!!」みたいな会話をしている気分。

あーー。
ダメだ。
また、怒りが湧いてきた。

作品が書けないw

しかも、こういうアンチレビューを絶賛する人がある一定数いるんですよ。

これが社会の縮図。

今回のアンチレビューは置いておいて欲しかったな。
わかっている人と、何もわかっていない人。
その参考のために、本当によくわかる傾向論でした。
あ、でも、もしか、私のことを思って通報してくれた方がいたのなら、それは感謝しかありません!
アンチレビューにはとにかく凹むし怒るので、執筆ができなくなるんです。通報してくれたのなら、それはそれで嬉しい。

おそらく、アンチレビューの「いいね」はグングンと伸びて100を超えていたと思う。
それだけ、なにもわかっていない、本質を見抜けない人が多いのだと思う。
自分の好みだけで他者を判断する。周囲の絶賛レビューも読まない。自分の好みが正義の人。
自分の好みが正解で絶対。怖いよ。

とはいえ。
私も書き始めは「自分の好みが正義」でした。
「面白い作品は評価される」と本気で思っていました。

甘い……
世間はそんなに甘くないんですよね。
その理屈が通るなら、映画「カリオストロの城」の興行収入は黒字です。
この映画は大赤字だったんですよ。ちなみに「となりのトトロ」も赤字です。
誰もが認める「面白い映画」なのにねw
人気に火がついたのはテレビの放送。視聴率は驚異の20パーセント超え。
なんで映画が売れないんよ? 口コミどうした??
世間的には、テレビの放送で報われたと思っているかもしれませんが、とんでもない。
映画で赤字を出した宮崎監督は数年間、監督ができなかったんですよ。業界を干されたのです。面白い作品を作っても数字が取れなかったら終わるんです。それが創作の世界。

私がカクヨムに初めて掲載させたのは「アルプスの少女、ハイジ」の続きです。
著作権が切れているので続編は書いてもいいのですね。
世界にはハイジの続編がいくつか存在するようです。
ハッキリいいますけど、世界中を見ても私の続編が1番面白いですよ!
間違いなく1番面白いです! 嘘だと思うなら読んで欲しい。絶対に負けない自信がある。
いつでも映画化、アニメ化、ができそうな物語。最高に面白い作品となっています!

でも、カクヨムのブクマは0人でしたwwwwwww

まぁ、そんなもんでしょう。
それが現実。
私のハイジが評価される日は来るのでしょうか?

面白い作品を書いて、評価されなかったらそれまでなんですよ。
創作の世界は甘くない。
甘くないんだ……。

数字を取らんといかんのです!

だから、私は今日もランキングを意識して執筆をしているのです。

かなり愚痴になってしまいましたが、読んでくれた方、ありがとうございます。

ちょっと、書かないと怒りが治まらないんですよねw
ごめんなさい。

最後に。
誤解なきように締めさせていただくのですが。
別にアンチレビュアーの人間性を否定したんじゃないですからね。頓珍漢なレビューに憤慨しているだけです。
その人を嫌っているわけじゃないです。嫌っているなら名前を晒して、もっと攻撃していますw
なので、いつでも私のフォロワーになって、私の作品を読みに来てもらってもいいんですよ。そして、ちゃんとした感想を聞きたい。面白くないなら、どう面白くないか、知りたいですよ。素人の頓珍漢な傾向論はやめていただきたい。
私は大勢の人に「面白い」と思わせたいんです。
そのために作品を書き、そのために、こういう作品になっている。そこに無駄なんてないんです。全部必然です。私がランキング1位を取れたのは計算による必然なんですよ。ノリとか勢いでなんか書いてないです。それだけはわかって欲しい。

アンチレビューを憎んで人を憎まず、です!
最後まで読んでくれてありがとうございました。

13件のコメント

  • 大巨神のような人だw
  • 何も考えずに1位は取れないと思います。
    カリオストロの城やとなりのトトロの
    興行収入が赤字だったのは初めて知りました。
    言い方は悪いですが金になって儲かる映画と
    名作というのを両立するのは難しいんですね。
  • 完全に僕個人の意見なんですけど伸びる作品って伸びた分だけ必死に努力して勉強してる作品だと思ってるんですよね、神伊さんの作品はただ面白いだけじゃなく数字を伸ばす為の工夫って言うのかな?
    万人受けするための努力と言うか、本当に“色んな人が面白い“と思うような作品だから伸びてるのかなーとまぁ小説描いてない僕が言うのも違うかもしれませんけど、あと神伊さんの作品にざまぁ系が多いのはやっぱり伸びるからですか?
  • @Alsion
    大激怒ーー
    って弓を撃たんといけませんねw
    三悪トリオには天誅です!
  • @weather456
    そうなんです!
    金になるのと、名作は違います。
    面白い話をしましょう。
    あの辺の昭和時代は、刺激的な物がとにかく大流行りしていました。なので、「ハイジ」なんて絶対にウケないって言われてました。
    牧歌的なハイジがヒットするわけないって各方面が声を上げていたんです。でも、ハイジのプロデューサーがハイジの原作を好きな人で高畑勲監督を起用してアニメを作った。
    そしたら、大ヒット!
    視聴率は脅威の20%超え!
    高畑勲監督は天才です! 当時にライバル局で放送していたヤマトすら勝てなかったんです。ハイジにヤマトが沈没したんですよw ヤマトは再放送で火がついてアニメブームが到来したんですね! 創作の世界は本当に奥が深いです。
  • @give89
    ありがとうございます!
    上から目線で恐縮ですが、give89さんみたいな読者は頭がいいんですよ。ハッキリ言ってレベルの高い読者さんです。全員がgive89さんみたいに聡明な方だったら、わけのわからんアンチコメントは無くなるんですけどねw
    俺はわかってる、みたいな人が多くて頭を抱えてます。なにもわかってないのに……。
    でも、仕方ないんですよ。それが現実。アンチみたいな変な読者は多いです。的を得た批判なら大歓迎なんだけどなぁ。

    ざまぁに関して、お察しの通りです。
    まぁ、ハイジを書いていた人なので察してください。でも、ざまぁは大好きなので書いていて楽しいですね。他の作家と比べて、ざまぁの描写が長い気がしませんか?w やっぱり、好きなんですね。どうしても、趣味趣向が作品に反映されているのだと思います。ドラゴンボールとジョジョは全開ですしねw
  • 横から失礼致します。
    低評価レビューの内容ですが、一応、書かれていた内容から、私なりに、考えてみたのですが、おそらく、ザウスさんは、一生懸命考えて、勇者さんの先回りをする結果、勇者さんが強くなれない。
     此処までは分かるのですが、そのザウスさんでも対処しきれていない、例えば、村人が種を渡そうとする場面や師匠さんが武器を渡してくれる場面では、普通であれば、まず強くなるのが第一として、誰に何を言われても、普通は受け取るのでは無いかと思う点。がおかしいと言いたかったのではと思います。

    また、その勇者の行動には、世界の修正力のようなものがかかっているなら、同じ様に、ザウスさんにもかかるべきだとも思いました。

    その点では、もう少し、勇者も強くなる様に、進んでいれば良かったのかなと思います。

    その点が2章では改善され、相手側も相応に強そうですし、バランスが取れていると思います。

    個人的には、私は神伊さんの作品では
    100円ショップの様な少しほのぼのとした作品やブーメランの作品の様なざまぁライトな感じの作品の方が好きですね。

    今後も執筆活動、応援しております。
  • @caltall

    とても素敵なコメントをありがとうございます! アンチレビューの補足のような感じがして好きです。やっぱり、人助けは、優しい気持ちを感じとれて嬉しくなりますね。
    私はプロ作家を目指す人なので、筆が立ちます。素人さんと比べれば、自分の思考を文章にするのは得意かもしれません。なので、アンチレビューの人が言葉足らずだったのかも。という推測はできますね!

    個人的には、言葉足らずで人を攻撃して欲しくないです。特に頑張っている作家陣には考えて欲しい。アンチは丁寧にアンチして欲しいと切に願いたい。言葉足らずの攻撃は、それは単なる嫌がらせだと思う。そもそも、作者だけじゃなくて、その作品を愛している読者さんが傷つくんですよ。なので、アンチたる説明責任はあると思います。

    それで、今回caltallさんが補足してくれたのですが、そうやって書いていただけると、ブクマしてる読者さんも納得してくれると思うんです!

    それで、caltallさんが補足してくれている内容なのですが。
    わかってる人は、絶対に反論したくなりますよ。わかってないなぁ。ちゃんと書いてるのに。という気分になると思います。

    勇者セアはプライドがあるんです。
    勇者セアは正義としてのプライドで動いているんですよ。なので、飴ちゃんを捨てずに食べたんですね。壺だって、壺に入っている創造神の意思を汲み取ろうとした。別にご都合主義ではないですね。
    彼はどう見ても悪人ですが、本人は正義だと思いこんでいるんです。
    これは2話からメッセージを送っています。ブドウジュースに髪の毛が入ってるだけで、土下座をさせますよね。悪を許せない「悪の正義」なのです。

    ぜひ、読み返してみて下さいね!
    きっと、新しい扉が開けると思います!

    この作品の少しだけ難解なのは、勇者セアが「正義の悪」として書かれていることです。ここを理解できないと意味がわからない。なので、私の作品をわかってコメントしてくれる人は頭がいい人なんですよ。説明してない難解な部分を汲み取ってくれているので! 今作は、かなり簡素な平易で読み易い文章にしてるので、平気でバカ扱いしてくる人が多いんですけど、そんな作品構成ではないですね。

    私は創作をキチンと勉強している方なので、ノリだけで書くとかはしてません。とはいえ、私も人間なので「詰めの甘さ」は多少はあるかもしれませんね。でも、そういう「詰めの甘さ」の指摘は私の提供してる物語り構造をある程度把握してからではないでしょうか。物語り構造が把握できていないのに、ご都合主義、と書かれても、他の人のレビューとコメント読んで! となるんです。

    ハッキリ言って、こういった、難解な物語り構造はウケません。WEB小説では絶対にウケない。セアは完全な悪にしなければならないのです。
    でも、私、自信がWEB小説に対してかなりのストレスを抱えているので、こんな物語りになっています。
    WEB小説の作家陣はあまりにも寄せ過ぎです。読者さんに寄せて寄せて寄せまくってる。そのせいで作品がかなりライトになっているんです。面白くしようとすると途端に数字が落ちる。レビューにもありましたが、伏線なんて普通のランキング上位作家はやりません。やっても伝わらないので数字が取れない。でも、私はどうしても我慢できなかったので、飴ちゃんの伏線を放り込んだんです。

    私はめちゃくちゃ色々考えて作品を作っています。ランキングのことを考えたら悪手が多い。そもそも、ハイジを書きたかった人なので察してください。でも、それではプロになれないのです。書籍化しなければ、私の夢であるアニメ化も夢のまた夢です。絵に描いた餅を現実にするために、私は毎日執筆しているんですね。

    正直、今作がランキング1位になるとは夢にも思いませんでしたw
    なんだかんだで、難しい物語り構造を放り込んでしまうからです。どうしても、我慢できないんですね。悪い部分です。
    本当は、もっともっとライトに書かないといけないんですけどね。WEB小説において「正義の悪」なんて絶対に数字は取れないんですよ。今回はたまたま、頭の良い優しい読者たちに拾ってもらっただけだと思う。

    伝わってくれれば幸いです。
    素敵なコメントをありがとうございます。
  • 神伊先生
    成程、コメント読ませて戴きました。
    ある種、答えを教えて貰った上で、答え合わせというのも格好が悪いのですが
    勇者セアさんの行いは、一般的に悪とされる部分はあれど、本人は自身の信じる正義の上でルールに基づき行動していた。例え、それが自分にしか通用しない。言わば独善であっても正義であることには変わりないので、勇者紋はセアさんのもとにあった。
     結果として、勇者紋はセアさんを支えて続け、ザウスさんの妨害工作がある前提の中では、最善手であったと。
     しかしながら、ザウスさんとの最終決戦の時に大賢者さん達を人質にとるといったどう考えても、正義のない行いをしたため、セアさんは、世界の強制力(神の加護)から見捨てられて、敗北し、勇者紋を失う事になり、現在の様な悲惨な有様に。

    そして、第2章からは、悪と悪の戦いになったため、双方が制約無く強くなり、(私から見て)バランスがとれている様に感じたという事ですね。

    気になっていた部分が解消されて、ようやくスッキリできました。

    改めて、お忙しい中、ご返信ありがとうございました。
  • @caltall
    コメントありがとうございます。
    改めて、caltallさんのような優しい読者さんがいるのが嬉しいです。

    私みたいな人間は、優しい読者、賢い読者に支えられて成り立ちます。
    なんだか胸が熱くなりますね。

    作家として、とても有益な時間です。

    私の小説の正体をお教えします。

    ハッキリ言います。
    私の小説はアンチWEB小説なのです。

    私の小説はキャラ喋りが多いと思います。
    これはキャラ小説にしていることでWEB小説らしさを演出しています。
    もしも、このキャラ小説という毛皮を剥がして、小説らしい小説を書いたらどうでしょうか?

    きっと、裏テーマが浮き彫りになって、読者が離れていくでしょうね。
    明らかにWEB小説ではありませんから。

    なぜなら、WEB小説を好む読者が嫌いな要素をたくさん挿入してしまっているからです。
    私の小説を読んで違和感を感じる読者は多いと思います。
    なんか違うな?
    よくわからないけど、面白くない。主人公がなぁ……。
    そう感じる読者がいると思います。

    それもそのはず、WEB小説に完全に寄せているようで、その中身は違うからです。

    例えば、ブーメランの小説。
    あれは『主人公の自戒』が裏テーマとしてあります。
    他者を笑っていた主人公が反省して次のステップに成長するのです。
    こんな『自戒の念』なんて、WEB小説でウケるわけがありません。
    でも、私はどうしても、そういう小説が書きたかった。
    これは作家のサガです。WEB小説独特の、主人公になんでも都合がよくて、ノンストレス。
    どうしても、これが書けない。これに抵抗がありすぎる。なぜなら、そこに「面白さ」を感じていないから。
    だから、『自戒』という裏テーマの元で作品を作ったのです。
    見事に爆死しましたよねw


    今回の作品も同じくです。
    転生した中ボスはレベル999にして主人公を迎える。
    こちらもWEB小説では絶対にやってはいけないことをやっています。
    それは『自己犠牲』です。
    他者のために自分を犠牲にして、他者を幸せにする。
    こんなことWEB小説では絶対にやってはいけません。
    数字なんて取れるわけがないのです。
    でも、キャラ小説の皮を被れば、悪役貴族の皮を被れば、なんとか誤魔化せる。
    そう思って挑戦しました。
    そして、見事、誤魔化すことに成功したのです。
    主人公のザウスは悪を名乗っています。でも、その内容は全員の仲間を全力で幸せにしようとする『自己犠牲』なんですね。

    もちろん、見抜いている読者さんもおられます。
    でも、わかっていない方も大勢いらっしゃると思います。

    伝わっていなくてもいいのです。
    作品の楽しみ方は人それぞれ。
    別に本質を見抜けなくても、「なんかこの小説面白ぇ」これでいいのです。
    そのためにキャラの喋りが多い、ざまぁ要素たっぷりの面白い小説にしているのです。
    外側だけ見てる人にとっては、私が言っている意味もわからないでしょう。
    でも、わからなくてもいいのです。楽しんでくれればそれでいい。

    今回、レビューで星1個をつけている読者さんがおられますが。
    ああいう方が典型的です。
    作品の側の側しか見ていない。
    WEB小説が大好きな方なんだと思います。
    でも、私の作品はアンチWEB小説なので、嫌われるのは当然かもしれません。
    まぁ、ご本人はそんなこと微塵もわかっていないようですけどねw
    勇者の本質も、主人公の本質も、何一つ理解されていない。
    WEB小説はこういうものだーーって決めつけて、私の作品を罵倒するから頓珍漢なおかしなレビューになるんです。
    私の作品はWEB小説の皮を被った別物ですよ。

    コメントを読む限り、難解な作りに少しだけ混乱が見受けられます。
    「あれ? この勇者っていいやつなのか?」「努力できるのは主人公らしいんだよな」みたいなコメントですね。
    私の作品はめちゃくちゃ浅いように作っていて、その実は中身があるのです。
    勇者セアは典型的でしょう。「正義の悪」なんて概念は難しすぎるかもしれない。
    絶対に大半のWEB読者には伝わらないでしょうね。読者さんは、そんな深い所まで汲み取ろうとしませんから。そうして、違和感を我慢できなくなった人が離れていく。

    今回星一個のレビューを書いてくれているのが良い例です。
    難解すぎて伝わっていない。なにもわかっていないです。
    私にすれば、ここまでわかりやすく書いてもダメか……。という悲しい気持ちですけどね。
    読者さんの読解力は人それぞれ。でも、そういうものだと思います。

    ここに書いたことは、なんとなく、レベルでわかってくれていれば幸いです。
    別に作品は教科書ではありません。嫌な奴がざまぁされて、主人公が無双して、ハーレムで、みんなハッピー。
    最高に楽しい作品!
    それでいいのです。そういう作品にしたいんです。
    本当は「自己犠牲」とか「正義の悪」なんて要素は入れてはいけません。
    ノンストレスで主人公にだけ利益がある、善悪のハッキリしたわかりやすい作品が受けるのです。
    でも、私はそんな作品がどうしても書けない。そこに「面白さ」をまったく見出せないのです。
    だから、どうしてもアンチWEB小説の要素を足してしまうのです。

    少しでも、私の作品の謎が溶ければ嬉しいですね。

    とても、有益な時間でした。
    これからも、私の作品を楽しんでくれたら幸いです。
  • それ多分運営の仕業だろ。明らかにやり過ぎたレビューに対する無慈悲さは相変わらずだ。
  • @如月彼方
    色々と辛い思いがあったようですね。お察しします。
    私の作品は基本的に誹謗中傷コメント以外なら受けつけております。私は、作品、キャラに対する批判は読者さんに語って欲しい派です。作品に対する批判はとても参考になります。しかしながら、読者さんの中には作品の批判と作家に対する誹謗中傷が一緒になっている人が見受けられます。そういうのは困ったものです。私はそんな人たちに対して、怒りを感じざるを得ません。
  • @rx79bd1
    私は星一個でも良いですよ!
    作者と読者の人格攻撃や罵倒はやめて欲しいだけです。
    「作者の妄想」とか、「僕の考えた最強主人公」
    こういう表現って評価じゃないしレビューではないんですよ。作家をバカにしてるだけ。
    面白くない、自分に合わない、ならそう書けばいい。なのに、イチイチ作家を攻撃してくる。また、ブクマしている読者さんにも攻撃しますよね。「こんな作品を、読むやつは頭がどうかしてる」「ランキング上位に入るのはおかしい」。これはレビューではない。
    そういうマナーの悪いアンチ。酷い人は誹謗中傷という犯罪まで犯してくる人を問題視しているのです。レビューは作品に対しての感想であり評価なんですよね。
    作家と読者を攻撃するニュアンスが含まれてはいけないんです。ハッキリ言って迷惑行為なんですね。そのマナーの悪さをわかって欲しいのです。

    なので、例に挙げられている星2のレビューは適切であり、なんの問題もないレビューであり、正当に評価されるレビューです。それこそレビューらしいレビューです! 他の読者の参考になります!

    ただ、私はこの考えなんですが、他の作家さんはマイナスレビューを受けつけない方もいらっしゃいますね。そこは執筆意欲に繋がるので、難しいところです。キャラの悪口がダメな作家さんもいます。
    ファン目線で言えば、作家の意欲を削ぐのは迷惑行為ですよ。
    断筆したらもう、その作品は読めないですしね。あと、無料なので余計です。
    読者さんは作家をよく見てレビューとコメントした方が、読者のためにもなりますよ! 厳しいレビューで作家が断筆したらブクマしてる全員が悲しみます。一つのレビューで作品の運命が決まるのはあるかもしれませんね。
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