初めまして、星崎みことです。
なんとなくアカウントを登録してから、１か月が経ちました。
特に大事件とかは起きないゆるい内容のお話なんですが、いろいろ感想をいただけてありがたい限りです。
さて、今日は第２話に出てきた連絡網について少し書いてみたいと思います。
二人が仲良くなるきっかけとなった、いわば重要アイテムなわけですが、現実世界の連絡網はすでにほとんどの学校で廃止されているとか。
担任から何かを連絡するという目的を果たすためならば、一斉メールやグループLINEなどで事足りますから、考えてみれば当たり前です。
2010年くらいから廃止する学校が増えていったらしいので、今の高校生や大学生でも「連絡網ってなに？」と思われる方がいるかもしれませんね。
連絡網の紙にはクラス全員の電話番号が載っていました。今思えばとんでもない個人情報のバラマキです。
その気になれば、連絡網の順番に関係なく、好きな異性に電話をかけて二人きりで話すなんてこともできたわけです。
私はそんな経験ないですが、積極的な子はやってたのかな……？ いろいろ妄想してしまいます。
みんながスマホを持つ時代になって、子どもたちのコミュニケーションはどう変わったのか興味があります。
グループLINEで仲良くなってきたら、こっそり二人で通話する感じですかね？
少なくとも、相手の親に取り次いでもらうということは無くなったでしょうから、朋希みたいなやらかしも起きませんね(笑)
ちなみに、連絡網はまだまだ序の口で、卒業アルバムには学年全員の電話番号に加えて住所まで載っていましたから驚きです。
まあ同窓会とかでの利用を想定しているのでしょう。おおらかな時代でした。
ともあれ、そんな連絡網が平然と登場したことからもわかる通り、この物語は平成初期を舞台にしています。（タグにも設定していますが）
今後も時代を感じさせるアイテムやエピソードをいくつか扱う予定ですので、楽しみにしていただけたらと思います。