『あなたには、がっかりです』を最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
たくさんのコメントや応援、♡、フォロー、そしてギフトをいただき、皆さまのお言葉に何度も励まされました。
最後まで物語を見届けてくださった皆さまへ、心より感謝申し上げます。
そして、次回作のお知らせです。
7月18日(土)21時より、新連載スタート
『皇帝に愛された皇妃は、必ず死を迎える ~銀冠の呪い~』
皇帝に深く愛された皇妃は、必ず死を迎える。
リリエンベルク帝国に代々受け継がれる、皇妃の証である銀冠。
美しく輝くその冠には、皇帝に深く愛された皇妃を、必ず悲しい最期へ導く呪いが宿っていました。
物語は、初代皇妃セラフィーナから始まります。
若き皇帝ジークヴァルトとの結婚を心から喜び、これから夫婦として穏やかな時間を重ねていけると信じていたセラフィーナ。
しかし、夫のそばには、幼い頃から彼に仕えてきた皇帝付き侍女マルヴィナがいました。
陛下はお忙しいから……
陛下はお疲れだから……
皇妃様には、まだ陛下のお心は分からないから。
善意を装った言葉によって、セラフィーナは夫との朝食を奪われ、約束を奪われ、二人だけで語り合う時間まで少しずつ奪われていきます。
会いたいと願って書いた手紙も、夫には届かない。
一方の皇帝も、妻が自分を避けていると思い込んでしまう悲しいすれ違い。
互いを愛しているはずなのに、二人の本当の言葉だけが届かないままのじれったい思い。
やがてセラフィーナは白百合の離宮へ遠ざけられ、夫が隠されていた手紙を見つけたときには、すべてが遅すぎる……
初代皇妃の悲しみと、皇帝の消えることのない後悔。
その二つが銀冠へ刻まれた日から、歴代皇妃たちの悲劇が始まります。
これから登場する歴代皇妃たち
🌸 初代皇妃 セラフィーナ
皇帝付き侍女によって、夫との時間も言葉も奪われていく皇妃。夫に信じてもらえないまま、白百合の離宮で命を落とします。
🌸 第2代皇妃 エルヴィーラ
伯母セラフィーナの仇を討つため、皇室へ嫁ぐ皇妃。憎むべき皇帝の誠実さに触れ、復讐するはずの相手を愛してしまいます。
🌸 第3代皇妃 ミレイユ
皇帝に愛されるほど、体温と命を奪われていく皇妃。妻を救うために愛を隠す夫と、愛されなくなったと思い込む妻の物語です。
🌸 第4代皇妃 オフィーリア
歴代皇妃たちの声を映す鏡を見つける皇妃。真実を知る代わりに、夫との思い出も、その名前も忘れていきます。
🌸 第5代皇妃 エミリア
銀冠の呪いから生き残る方法を選ぶ皇妃。その代償は、愛する夫の記憶から自分の存在を完全に消すことでした。
🌸 第6代皇妃 カサンドラ
未来を見る力で帝国を救いながら、その力を恐れられ、魔女として火刑台へ送られる皇妃。
🌸 第7代皇妃 フィオレンティーナ
側室も陰謀もなく、皇帝と深く愛し合った皇妃。しかし二人が幸せになるほど、銀冠は彼女の命を削っていきます。
🌸 最後の皇妃 アリアドネ
歴代皇妃たちの記憶と痛みを受け継ぐ最後の皇妃。百年以上続いた悲しみを背負い、愛する皇帝とともに銀冠の呪いへ立ち向かいます。
毒、凶刃、病、忘却、炎。
それぞれの時代で描かれる、切ない恋、届かなかった言葉、遅すぎた告白、そして愛する妻を失った皇帝たちの後悔。
なぜ、皇帝に愛された皇妃は必ず死を迎えるのか。
最後の皇妃もまた、同じ運命を辿るのか。
悲劇を繰り返しながらも、最後には歴代皇妃たちの想いが一つにつながり、救いへ向かう物語です。
7月18日(土)21時、公開予定です。
『あなたには、がっかりです』に続き、新しい物語でもご一緒していただけましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。