小説投稿第一作目『胃の中の君彦』無事完結いたしました。
読んでいただいた皆様に感謝申し上げます。
『胃の中の君彦』は今年の五月くらいから書き始めた作品です。
心折れることがあり、長らく創作から身を引いていました。
もう読み手として生きていくのかなと思っていました。
そんな中、2020年ウイルスの流行。
自粛期間中に観た宝塚歌劇団のお芝居・ショーにきらめき、ときめきを浴びたのをきっかけに一人の男性が生まれました。
わたしが「お名前は?」とその男に訊きますと長い巻き髪をかきあげ、「俺は神楽小路君彦だ」と言いました。
最初は今以上につんけんしている設定だった君彦。
そんな彼の手を取る女性が一人やってきました。
「あの子は誰?」と君彦に訊きましたら、彼女の顔をじっと見てから「佐野真綾」と名前呼んだので、真綾はそこで生まれました。
かといって、文章に起こすことはなく、脳内でお人形遊びするかのように二人の物語を考えていました。
そして今年2021年、自分の職場が一か月ほど休業へ。
その時「この期間にやるべきことは小説を書くことだ」と思い立ち、ルーズリーフに第一稿を書きました。
第一稿とはいうものの、ところどころ抜けてる部分もあったので、とりあえずラストまで書いたという感じでした。
最後まで書けるのかが不安でしたが、なんとか書き上げたのが十月。
友達に読んでもらい、誤字脱字などのチェックと、抜けている部分をどう補うかというネタ出し手伝ってくれました。
本当にお世話になっております、ありがとう。
2013年くらいから設定はあったものの、創作しなかったためにずっと眠っていた、駿河と咲もたたき起こし、『胃の中の君彦』が形成されました。
『胃の中の君彦』を書き始めますと、続きが書きたくなりました。
次回作も『胃の中の君彦』に関連するものになります。
主人公は作品毎に変わりますが、「いずれ、キミにつながる物語」にカテゴリした作品は、単品でも読めますが、『胃の中の君彦』を一作目と数え、続くシリーズとなります。
引き続き、お楽しみいただけますと幸いです。
最新情報はTwitterにて。
では、この度は本当にありがとうございました。
12月29日の第二作目投稿時に、またお会いできることを願って。