合掌抄帷。がっしょう、とばり。
すげー名前ですよね。最初にこの名前思い付いた時、自分は天才かもわからんと意味不明な自信を得たのは内緒。
『望遠のパラドクス』主人公兼ヒロイン、『ドッペルライアー・ファンタズム』準主人公枠。
花蕗静が『不変を以て信念を貫く男』とするならば、合掌抄帷は『変化し続ける事で信念を証明し続ける女』。
柔軟な頑固者。これぞパラドックス。
【基本情報】
17歳の高校2年生。身長162cm、細身。
長く伸ばした黒髪を、左側頭部下側で一つに結んでいる。サイドポニー。装飾品の類は身に付けていない。髪を纏めてるゴムすら黒。可愛いの付ければ良いのにね。
超絶無趣味。それでも強いて言えば、ルーティーンを遵守する事が好き。趣味じゃねーけど。
ただ、変なところで凝り性。『望遠のパラドクス』における、一通りの事件の顛末以降護身術を独学で学んでいるのだが、かなり練度が高い。練習相手は大体静。当たり前だが、当人からは滅茶苦茶嫌がられている。
【特徴】
鉄仮面。
言葉数が少ない訳でも、付き合いが悪い訳でもなく、ただ表情だけがやたらと乏しい。無表情デフォガール。
頭の回転が早い上に、割と遠慮しないところがある為、ジョークの切れ味がほぼ日本刀。で、無表情。将来飲み会とかで友達をなくすタイプ。可哀想に。
知的で合理的。行動基準が感情よりも論理に傾いており、ぱっと見ぱっと聞きはかなりドライ。
しかしその実、やたら情に厚く、極度のお節介焼きでもある。バランス感覚ぐっちゃぐちゃ。
作中誰も指摘しないが、かなりツラが良い。
『可愛い』がプラスに働く事の決してない世界観なので、きっとこの先も誰からも触れられない。不遇。
運動神経は普通。
前述の通り、反復練習が得意なので、型に嵌めて仕留めるタイプの護身術はそもそも相性がいい。アドリブ力は低いので、どちら道戦闘タイプではないけど。
【本質】
根本的に『自分』というものに意味や価値を感じ辛い性質。
自虐的だとか、希死念慮というほどに深刻ではないのだが、物事の優先順位決めの際に『自分の意見』が最上段に来ないタイプ。
『望遠のパラドクス』は、そんな彼女が『それでもどうすれば、今より少しだけマシに生きれるのか』を探すお話だったりします。
【ドッペルライアー・ファンタズムでは】
『望遠のパラドクス』において、紆余曲折の果てに『花蕗静に憧れる』という、明らかに地雷みたいな生き方へと着地している。
その実践として、『困っている人を片っ端から手伝い、助ける』という狂気のライフワークを繰り返しており、結果的に学校内で『何でも屋まがい』などという、半ば以上馬鹿にされてるみたいな渾名で呼ばれている。それでいいのか、抄帷。
【総評】
人間の振りをしていたロボット。それが、人間になるのを諦めて、人間を助ける様になった代物。根っこは全然変わってなくて、相変わらず自分のことなんかこれっぽっちも大切じゃない人。
それでも、そんな自分のままでも『善い存在』になりたいと切望している、正に本シリーズを代表する矛盾の権化。
【作者として】
『望遠のパラドクス』において、花蕗静に並び立つ、真の主人公。
無力でも、歪でも。それらが何かを諦める理由足り得ないと、身体を張って証明し続ける女の子。
どうしても、彼女には幸せになってもらいたいのですが、多分難しいと思っています。
彼女のアイデンティティ確立の瞬間を目撃したい人は『望遠のパラドクス』を!
そのアイデンティティが瀕死に追い込まれるところを見たい方は『ドッペルライアー・ファンタズム』を!
是非一度ご覧下さい!
『ドッペルライアー・ファンタズム』
https://kakuyomu.jp/works/2912051602163523543
前作『望遠のパラドクス』
https://kakuyomu.jp/works/2912051596042023979
【おまけ】
AIさんに出してもらったイメージイラスト。
解釈の一つとしてご覧下さい。
可愛いですよね?可愛いですけど、何その表情。
心死んだ?
AIイラスト苦手な方は逃げてください。
おつかれしたー!