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そういえば!

座敷わらしの赤音なんですが、実はこのお話しは、自分の子供のころの実体験からきています。
子供の頃に、毎日の様によく遊んでいた幼馴染み達の中に一人、自分以外の誰の記憶にも残っていない女の子が居ました。
あの娘はたしかに居た……居たハズなんです。
小学校の側の焼き鳥屋さんの娘で、一つ二つ年上だったような記憶があります。名前も覚えています。
[ユキ]という名前で、当時の自分はこのユキちゃんが大好きでした。
毎日の様に一緒に他の友達達と日が暮れるまで遊んでいた記憶があります。
でも、当時の友達、知り合いや幼馴染みにユキちゃんの事を話しても、誰もユキちゃんを覚えていない…はなっから記憶にないし、「そんな娘いないよ」とまで、言われる。
ユキちゃんが住んでいたハズの焼き鳥屋さんもとっくの昔に無くなってるし……う〜〜〜ん、 あの娘は本当に存在していたのだろうか…?
みんなにもありませんか?こういう事

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