• 現代ドラマ
  • 現代ファンタジー

読み専の方に紹介されていて嬉しかった事など

皆さま正月いかがお過ごしになられたでしょうか。
私は実家に帰省しなかったので餅も雑煮も食べず、芸能人格付けチェックを見ていました。Gackt様毎年すげぇな。


さてそんな暇な時間があったので、ふらふらとフォロワー様のページを見ていたら、こんな作品(近況)があったので覗かせていただきました。


>作者 石宮鏡太郎
>読み専が作品を投稿して感じたこと+おすすめ作者&作品紹介
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882302876


ほうほうと思いながら読んでいたら、なんと途中で拙作の紹介が!
ひえー!
石宮鏡太郎さまは自分がカクヨムに投稿した作品の、初レビューを入れてくれた方です。
嬉しい一方、作中の指摘(主にミス)もあり、「ぐぉぉしまった!」と頭を抱えるやら恥ずかしいやらで夜中にひとり悶えていた黒記憶があります。(忘れたい)
これがきっかけでランキングが浮上し、他の方にも読んで頂けるようになりました。書き手としては本当にありがたい限りです。

さて、上記の作品(というより近況ノートに近いですが)の中で、最近考えるようになっていたことと符合する部分があったので、少し自分なりの感想をまとめようと思います。
誰も読んでない?
よろしいのだよ! ここは落書き所なんだから!



◆セルフプロデュースについて
別に小説に限った事ではありませんが、モノを創った以上他人から感想を貰いたいのは当たり前。
称賛ならモチベーションがあがりますし、批判なら次への糧になります。
ただ、そもそも創ったものを手に取ってもらえていない。
PVを眺めていれば明らかで、一頁目を読んで「ん、ああこりゃダメだな」と思われてブラバされるならまだしも、単純に読まれてもいない。感想などきようがないのです。
つまりまず読んでもらうための努力をする必要があるのです。

>作品を投稿していて感じたことは、ほっておいてもPVはまったく動かないということです。どこのサイトにも言えることですがスコッパーはいないんですね。
(略)
 ここで大事なのは作品の質を担保しつつセルフプロデュースを行うことですね。
 そんなわけで早速Twitterで更新状況を発信するようにしました。効果はなくてもいいのです。まずは情報を発信するのが大事なのです。
(読み専が作品を投稿して感じたこと+おすすめ作者&作品紹介より抜粋)

セルフプロデュースという言葉はカクヨム界隈ではよく耳にします。
他のサイトにはないキャッチコピーの設定なんかは作り手としてだけではなく「売り手」としての感性を求められていると思います。
実際、自分が作品を読もうと思う時は、書店で手にする時と同じく「キャッチコピー」「あらすじ」をチラ見してからです。
ここで興味に沿わないものや好みから外れたものは手に取ることすらないですよね。
むむっと唸らせるものには「……こやつできるな」と思わせるものがあります。



◆セルフプロデュースのイメージ
しかし現状カクヨムでセルフプロデュースは、プラスのイメージよりマイナスのイメージの方が強い、という人が多いのではないでしょうか。
他の先行小説サイトよりまだまだ人が少ない(と思う)カクヨムでは、★一つ入るだけでランキングが大きく変動し、人目に触れるようになります。
なので作者同士で★を入れあったり、捨てアカを作って★を入れたりして人目に晒すようにする。ここに負のイメージがないわけがない。
しかし例えどんな面白い作品であったとしても読まれなければ存在していないも同じ。
初動をどうにかしようと考えるのは小説業界だけではなくどの業界も同じ。知名度を上げるための炎上商法なんてのもありましたね。



◆ならセルフプロデュースは悪なのか?
YES高須クリニック。という極論になってしまうのは、正直眉をひそめざるをえません。
そもそも良いモノを創ったら後は勝手に売れる、というが通じたのは10年以上も前の話。
情報を受け取る側が能動的に取捨選択ができるようになった昨今、発信側の意識も変えていかなければならないのは、至極当然な流れだと思っています。
Twitterで発信したりSNSで宣伝したりするのも広義ではセルフプロデュース(というか広告)の一環。
私を筆頭に「自作の宣伝」というのが苦手な人も多いでしょうが、自分の作品を読んでもらうためにも、頭を捻っていく必要があるでしょう。



◆セルフプロデュースとお返し
感想のお返しもセルフプロデュースに含まれるのではないかと思っています。
感想を貰うと嬉しいですし、感想をくれた相手のページを見に行きますよね。
「お、こんな小説の感想もあるのか」「この感想面白いな。書いたのはどんな人なんだろう」
リンクがリンクを辿って小説に辿り着きPVが増えていく。
感想をたくさん書くのはある意味でPVを増やすセルフプロデュースというわけです。別にここでドヤ顔説明する必要もないと思いますけど!

さてここで考えたいのは、「感想のお返しをどのレベルで扱うか」です。
実はここが言いたかった部分で、最近悩んでいた部分です。やっと言いたい項目に辿り着きました。もっと短くここまでこれなかったの長すぎじゃない自分?

感想を(または★を)おすそ分け感覚で付けていくのか。
感想は心に沸いた感情を作者へぶつけたいときに書くべきなのか。

そんなの気にしてねーという方もいると思いますが、こう、感想欄にある作者様の小説を前にすると、自分はどうするべきか悩むのです。
好みにマッチして面白ければなんの問題もなく「くうぅ! この感想は1000文字じゃ足らんぞ」という感じでしょうが、どっちつかずの場合はむむむとなります。
……難しい。
「この間ラーメン奢ったから次奢ってくれよ」と見返り満々なものならば「やーだよ」で済むのですが。(※今のところそんな方はいません)



◆自分の本棚
部屋に本棚が一つだけあるのですが、そこには全てお気に入りの漫画や小説を入れています。
溢れているのは押入れに入れたり近くに平積みしています。
一つしかない本棚には自分の好きなものだけ入れたい、とまあそんな小学生かと思わなくもない衝動がそうさせています。
さてマイページの自分のレビューの欄ですが、私の中ではこれもその本棚だという認識です。
なので私が★を入れたりレビューしたりするのは、全て本棚に入れておきたい作品のみです。
お返しレビューを軽くしないというのは、こういった子供じみた理由からです。(これが言いたかった)
ちなみにそのレビュー欄があまりに少ないのは厳選しすぎているのではなく単に読量が多くないという理由もあるのですが……(すみません!)

そういった理由でお返しレビューはしていないのですが、もし今後カクヨムが盛り上がっていき、作者も読み手も作品もどんどん増え、お返しが文化となるときが来たとしたら、またそのときに方針を変えると思います。
時代は変わるのです。ガハハ!


◆最後に
セルフプロデュースから始まり最後はお返しの話になりましたが、あんまりまとまっていませんね。
結構な時間を消費して書き上げたのにまとまってないとかおういい加減にしろよオマエェと思いましたが、もう最後の方は勢いに任せる感じでした。
セルフプロデュースとは別の話になりますが、作品ではなく作者にフォローを入れて下さっている方がいます。
少なからず興味を持って頂いたということで大変恐縮です。
カクヨムをどこまで続けられるかは分かりませんし、自分の作品に対してそれほど大きな自信もないのですが、読者の記憶の片隅に残せるような作品を書いていきたいと思いますので、今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する