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【ロリババアを語る】じー・じぇねれいしょん! あとがき ※ネタバレなし

 ロリババアの魅力って何かとずっと考えてたんですよ。あ、今はひよこババアでしたっけ。ああ、もうつるぺたババアになったんでしたっけ。でもアレ聞いた時ロリコンなら絶対に誰もが疑問を持ったと思うんですけどロリ巨乳の場合はつるぺた巨乳になっていやだあーノリで対消滅する未来しか見え(以下略)



 カナメさんは幼女手の平サイズやや大きめです(つるぺた並乳)。



 好きだから書きたいんだけど好きだから書けないんですよね(対消滅)。



 やっと世間様へ晒してもいいと思える自己満足、もとい趣味性癖は書き切れたかなと。そんくらいの理由は叩き込みましたじーじぇね、さてどうだったでしょーか。

 んでロリババアの魅力の話に戻るんですが(このロリコン野郎……)。

 即物的な話をすれば幼い容姿に老成した言動があったり、圧倒的な存在強度に対してあまりにも脆弱な精神性があったり。永遠娘愛読者としての見解を加えるなら威厳の割にはやはり純愛セッチンにクッソ弱いとか(そりゃエロマンガだしな……)。つまるところギャップ萌えの塊みてえなキャラ像してるんだなあというメタ読みまではできたんですが(ポンコツ属性も付与されやすいですからねえ)。

 んじゃあお前個人的にはどうなんよ、と問うてみるとコレがまた難しくて。



 もっと深堀して、最終的に辿り着いた根源は強ロリ年上ロリ属性でしたとさ(性癖)。



 雑に強いロリは全人類大好き(決定事項)。年上で上から目線な合法ロリも全世界大好き(確定事象)。そもそも自分なぞ塵芥くらいにしか思われないほどに馬鹿ツエー女が全宇宙大好き(運命固定)。

 故にロリババア(起源回帰)。



 そんな超絶高嶺の花どころか地平の果て天頂の星レベルの想い人へ、地べたから死に物狂いで隣に並び立とうとする身の程知らずの馬鹿野郎な話が大好きなので、こうなりました。

 対上位者の物語って、どうしてもお相手さんから下等種のレベルまで降りてきてくれる、もしくは口八丁手八丁、あの手この手でがんじがらめにして下界へ引きずり下ろすパターンが多いですからねえ、神話の時代からして脈々と(古今東西津々浦々)。

 なのでミズノには血反吐ぶちまけてでも、カナメさんの存在を貶めることなく、彼女が立つ領域へと到達してもらいました(控えめに言ってよく頑張った。偉いぞー)。

 書けたとは思うんですがねえ、どーなんでしょ(自信は常に無い)。個人的には大変かわいいカナメさんが書けたので大変満足しておりますとも。



 ええ? ならゴキブリ属性は余計だって?(正論)

 その辺の話もちゃんと理由あるんで、ちゃんと語っておきましょうか。



 実在する動物だからです。

 ロリババア愛好家であればピンと来るものでしょうか(何を上から目線)。そう、アイツら基本的に空想種族ばかりなんですよ。龍、鬼、神、妖怪幽霊吸血鬼魔女魔族エルフ果てはアンドロイドまで。理由は簡単、ロリババア自体が、この世界においては完全な純然たる幻想存在であるからですね(絶望)。安易な設定では彼女らの圧倒的な存在感に耐えられない。ゆえに種族レベルから、空想設定を用いて補強しなければならない。

 すなわち。

 ロリババアの魅力たる存在強度は、イチから十まで設定によってのみ担保される。

 気に食わなかった、というのが本音でしょうか。どうあがいても前例のある、似たり寄ったりの種族属性になってしまう点も含めて(逆張りオタク君さあ……)。

 そこを踏まえてのゴキブリなんですね(なんでだよ)。常に我らの生活環境において身近にあり(やめろ)、誰もが身をもって知っている雑に強い現存古代生物(この星のどこにでもいる黒いやつ)。私の貧弱な発想力においてはこれ以上の最適解が他に無く、またロリババアの魅力をもってするならばゴキであることの短所汚点なぞ踏み潰して余りあるべきである、と。イロイロな意味で、私の性癖も叩き込みやすい土台がありましたからね(中二病乙)。

 ……偉そうに言ってるけど、ちゃんと活かせたのかなあ。個人的には書いてる内にゴキを素手でイケるようになってたので十分ではないかと思ってるのですが(あ)。もちろん窓から外へ放り投げておりますとも、ええ(動物愛護)。



 そんなこんなで『緋蓮カナメ』というロリでババアでゴキブリで、古で王で神で、実は見た目相応の少女でしかなかったりな、しかし個人的最萌ヒロインが生まれましたとさ。めでてえ。

 可愛いは正義(結論)。

 まあ好きになり過ぎた結果、カナメさんを『ロリババア』というレッテルで見れなくなったんですがね(伏し目)。つまり「個人的に最萌のロリババアを書こう」という目的は概念的には失敗に終わったわけで、でも最終的には満足してしまっているので、今後じーじぇね以外にロリババアメインを書くことはないでしょう。というかこれ以上を書く自信がありません。色々試験的に遊んでみるのは楽しそうですけどねえ、優先順位は低いか。



 最後に、今回書きながら聞いていた曲はYOASOBIの『祝福』(畏れ多くね?)。最終的にハマったというか、ハマるようにしたというか。水星の魔女自体が超高密度のド王道作品であるが故に、ハマらなければならなかった、ハマることが最低条件だったというか。

 実を言うと、最初はAnime Edit、つまりアニメOP仕様のショート版で合わせていたんですよ。それが書いている内にだんだんと足りなくなってきまして。絶対に合わねえだろうなあ……、曲変えた方がいいかなあ、とは思いつつ、久々にFull版を聞いてみたら「アレ? こっちのがハマるようになってる……?」と。創作って不思議ですなあ……、無論、全部ハマってるわけではないのですがね。ノリと勢いだけは、って感じでしょーか(水星を引き合いに出すなら余計に畏れ多いわ)。

 アクの強い出オチ入れつつも、あくまで王道に。ラブファンタジー作品として完成させることを目標にした、じーじぇねが邪道に落ちてしまわないための芯。指標とし続けた一曲です。

 ……ラブファンタジーって何だよ(哲学)


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