https://kakuyomu.jp/works/16817330659656749111 新作『天網恢々アルケミー』は、学園青春ミステリ小説です。
舞台はとある地方都市の公立高校。東京から転校してきた文系男子・安井良は、化学室で実験器具を使って牛タンを焼く、どうみてもギャルな金髪の女子生徒・木暮珠理と遭遇。彼女と共に、学園に潜む怪奇事件に挑みます。
決して動かしてはならない〈忌書〉の呪いで体調不良者が続出した図書室。ある日下駄箱に届く黄泉からの白紙の手紙。そして訪れた者に憑依し正気を失わせる悪霊。珠理と、彼女が所属する科学部の幽霊部員たちと力を合わせて謎を解く刺激的な日々は、男子校出身である良が憧れる普通の青春からはかけ離れています。ですが、普通でない日常は良を、そして大きな不和や問題を抱えている珠理を変えていくことでしょう。
謎を解くのは科学の力。しかし科学は奇跡を呼ぶ錬金術ではありませんし、科学だけでは、"天網恢々疎にして漏らさず"とはなりません。鈍色の日々を金色に変える、青春という奇跡の物語をお届けします。
本作は『東京創元社×カクヨム 学園ミステリ大賞』に応募しています。応援よろしくお願いします。
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