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短編「恋錠の駅で待ち合わせ」について

https://kakuyomu.jp/works/16816700426677843750

公式自主企画、『【カクヨム文芸部、たちあげます!】 運営公式自主企画「ご当地小説大募集!」』参加作品です。

https://kakuyomu.jp/user_events/16816700426217788874

その土地ならではの空気を感じる小説ということで、大井川流域のツーリングをテーマにしています。添付画像が舞台である奥大井湖上駅。3年ほど前に訪問した時の写真です。

スマホが圏外になるのは本当です。というか、作中に書かれているものは、鉄橋も、遥か彼方のベストショットを狙う鉄道ファンたちも、川根の茶がやたら多い自販機も、謎のオブジェも、恋錠も、合格駅の硬券も、大体全部実在します。

性、のようなもので、現地で圏外になったスマホを見ながら「これは待ち合わせのギミックに使えるぞ」と考えていました。地下鉄でも電波が通じる時代ですから、いくら秘境でも珍しいですよね。

それから3年。公式自主企画という機会に、当時の「使えるぞ」がぴったり当てはまりました。なので本作は構想3年の超大作です。嘘は言ってない。

しかし、期日が設定されるとぎりぎりまで手を動かさないのもまた性で、実作業は8/16(月)〜8/18(水)の3日でやり切りました。疲れました。

およそ15000字、文庫本で30ページくらいの短編です。いつもとだいぶ毛色の違う作品(宇宙人も、陰謀巡らす悪の組織も、死体も出てこない!)ですが、お楽しみいただけたら幸いです。

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