溜まっていたアニメを観てふと思ったことでございます
「ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~」
このお話し凄く面白くて一気に7話まで観ました。が、4話の舞踏会の話に少し違和感がありまして~。
主人公のミーア殿下があるハプニングでドレスをダメにしてしまい側付けメイドにより違うドレスでお出ましになられます。
ダメにしたドレスや装飾品はそれは豪華なものでしたが急遽着たものは質素で装飾品もない地味なものでそれが返って功を奏した感じになり、居合わせた皆さまうっとりされて主人公の好感度爆上がりな訳でお約束な盛り上がり。
このアニメ、多分「はめふら」の制作会社と同じところが作っていると思われ、結構似た構成です。
地味なのはいいのですよ、ただ舞踏会にあんな背中の空いたドレスでスカート丈も短いものを着ていったら普通なら中に入れてくれないよ、と気になってしまいまして。
これイジメ役がいたら「なんてふしだらなドレスなの」とかいろいろ言われる燃料になると思います。
しかしながら皇女殿下に違和感をとなえる人は誰もいないまま綺麗に話はまとまりました。
別に難癖つけたい訳でも文句言いたいわけでもないんです。ただ女性主人公の舞踏会の話って結構大事だと思うんですよね。
「ベルサイユのばら」で衣装や装飾品をめぐる女の闘いが面白くて楽しみだった私にはちょいと残念だった。
けど、うーん、異世界ファンタジーに時代背景とかドレスコードとか気にする方が負けなんでしょう。
話が面白ければ正義なのです!
その面白い話を書くのが難しいのですからやっぱこの作家さんは才能があるんだろうなぁ。