本日17時10分より、『死せる天使の裏声』を連載します。
本日はキノッピパートとまひるパートのそれぞれ1話目を同時公開します。(短いです)明日からはパートを分けて毎日公開してゆきます。
【作品概要】
『辻沢のアルゴノーツ』のスピン・オフ作品ですが、読まなくても楽しんでいただけます。
作中で語られることのなかった、ゲームアイドル夜野まひるの飛行機事故遭難から辻沢帰還までの逃避行と、北海道に侵攻したヴァンパイアや因縁深き辻沢のアンチヴァンパイア勢との死闘を描きます。
【あらすじ】
ゲームアイドルグループREGIN♡IN♡BLOODが乗った自家用ジェットが厳冬のオホーツクに消えた。
世界最強のゲーマー夜野まひる他、主要なメンバーたちも帰らぬ人となった。
キノッピこと木下レイオンは夜野まひる推しのRIBオタだったが、推しの突然の死に人生に失望し日常が地獄にしか思えなくなっていた。
オホーツクに面する町の運送会社に勤めるキノッピは今日もブリザード吹きすさぶ中、トラックの助手席に乗り込み業務をこなしている。運転するのは嫌いな先輩の壬生でクソくだらない与太話を欠かされ続ける。これこそ生き地獄。
そんな中、キノッピが悪天候回避の休憩中に気を失って目覚めると、
そこにいたのは死んだはずの夜野まひる。アンセラフィム・クランの仲間二人(笹井ことはと鈴鹿アヤネ)も引き連れていた。でも3人の様子は配信やライブで見ていた感じとは違う気がするキノッピだった。
はたして彼女たちはキノッピをこの地獄から救い出す天使なのか、それともさらなる地獄へ誘う悪魔なのか。
昭和ポップスをBGMに、推しを乗せたHONDA Z360が北海道の大地を駆け抜ける。
【構成】
木下レイオン視点の「キノッピ」パートと
夜野まひる視点の「まひる」パートとを
交互に描く二人語り構成です。
【公開日程】
「キノッピ」パートと「まひる」パートとを毎日17時に順々に公開します。
NOVELDAYS様で第4章(初稿)まで
小説家になろう様にて第3章(第2稿)連載中
今後はカクヨムメインで進行予定
よろしくお願いいたします。
真毒丸タケル