カクヨムコンテストに投稿する話は日常系料理小説の予定でした。一般受けしそうだし、料理は一応の経験がありますし、料理小説読むのは好きですし。そのつもりで二か月くらい前からあらすじを考えていたのですが、いい案が出ませんでした。どうしようかなーと困りながら他の方々の作品を読んで羨ましがる日々。
一方でクラシカルな喫茶店の出てくる日常よりの幻想・メルヘン的小説が読みたい!という謎の欲求が膨らんできます。本を探しますがどれもしっくりこない。もちろん本職の作家さんが書いた小説の内容が特に悪いというわけでは無く、私の趣味がかなりピンポイントだったのだと思います。ひと様の書く本に対して無理な欲求をしていることに気づくと同時に昔、珈琲店が出てくる出てくるショートショートを書いて落選したなあと思い出しました。その時、あの作品を今の自分の好きなように改作してしまおうと思いついたのです。
試しに一章書いてみると、自分のピンポイントの無理な欲求はかなり収まりました。このままあえて中途半端にして一章で終わらせるか、続きを書くかはまだ考え中ですが……。私にはこっちの話の方が書くのに向いていたのだと思います。
今月はインフルエンザにかかってしまい、家族にも次々うつして大変なことになったりしたのですが、現在はすっかり治りました。皆様も体調にお気をつけてください。では。