鈴木えんぺらです。
昨日の更新で『SummerDays(仮)』夏の章が完結しました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
秋の章の開始まで、しばしお時間をいただきたく思います。
現段階では大雑把にやりたいことのイメージがあるだけで細かいところまで構想できていませんので、当然ストックはゼロなのです!
今回は久しぶりの長編であったことと、いくつかの実験を兼ねての更新だったのですが……私的には割と好評だったのかな?と言う感じです。
ちょっとこの辺の感覚がよくわからなくなっています。
実験的にやっていたのは以下のとおり(思いつく範囲で)
1.ストックをあまり作らない
夏の章全体で約13万字、以前の私だったら最後まで書ききってから毎日更新で
進めていたところですが、今回は約5万字(海のあたり)まで書いた段階から更新
を開始しています。
以前から自分の中で執筆中の熱量と掲載時の熱量のズレが気になっていた(掲載
する段階になると単調にコピペしてる感があった)ので、その辺をうまく同期でき
ないかな~と言う目論見がひとつ。
ギリギリまで内容を考えたかったというのもあります。
初期構想ではスイカ割りのシーンはなかったし、万里の友情問題は海で解決して
いました。
ただ、前者はせっかく4人揃ったのに遊ぶシーンがないと味気ないと思ったし、
後者は唐突過ぎる感じがしたので後に引っ張った方がいいと感じました。
この辺って掲載してる最中の感覚に任せたのですが、結果的にはいい方向に納ま
ったんじゃないかと思っています。
2.困ったらコメディ方向に振る
自分の既存の小説を読み返してみると、どうもコメディ要素が足りないのではと
思いました。
漫画のラブコメだと顕著なんですが、よほどのシリアス展開でもない限りは毎回
笑いのシーンがあるのになぁ~と思いまして、今回は展開にせよ表現にせよ迷った
ら笑いを狙う方向を意識することにしました。
……上手く行ったかどうかはわかりませんが。
3.主人公とヒロインにトラウマ・トラブルを設定しない。
主人公やヒロインが抱えている問題を解決する過程でふたりの距離が接近すると
いう展開はラブコメの王道のひとつだと思いますが、そもそも人間の悩みってあん
まりバリエーションがないんじゃないか、だったら何もないところから始めてみた
らどうかなと言う感じでスタートしました。
解決のアプローチでバリエーションを確保したらいいんじゃないかと言う気もし
ます。
4.毎日更新のストップを恐れない
1のストック云々とも関わってきますが、どうせどこかで毎日更新なんて止まっ
てしまうわけで、あんまり意識しても仕方ないなと割り切りました。
お読みいただいているみなさま的には『サッサと書け』って感じだったと思われ
ますが、三日に一回の更新は書く側的にはすごく楽ができました。
今後も更新開始→毎日更新→隔日→二日空けみたいな流れで行ければと思いま
す。