今年の寅年は新年早々荒れそうだなぁ……と思わせた1月のトンガの大規模噴火、覚えてますでしょうか。翌2月のロシアによるウクライナ侵攻や未だ出口の見えないコロナなど、いろいろありすぎてもうだいぶ前のことのように思えますが、あれは一体何だったのか、その後どうなったんでしょうか。島を吹き飛ばすほどの火山の噴火、あの噴煙の規模は関東地方一円を覆い尽くすほどのものだったとか。雑誌ニュートンか何かの挿絵だと思うのですが、九州のとある火山、桜島のように「あぁいつものことだから〜」では済まされないような阿蘇や霧島あたりでもしも巨大カルデラを伴うような破局噴火がひとたび起きれば、その火砕流は周辺に暮らす人々(九州の人口は約1200万人と東京都の人口と同じくらい)をほぼ瞬時に全滅させ、火山灰は大阪においても50cm、横浜でも20cmは積もるそうです。そういう大規模噴火は、だいたい1万年に1度の周期で起こっているそうなのですが、今年がその1万年に1度の確率に当たったらヤバいですよね。ドラマ『日本沈没』では奇跡的に九州は(大分県以外)沈まずに残りましたけど、その逆、みんな北海道へ移住して、北海道の人口密度が異常に増す可能性もそう遠くない時期にあるやもしれません。そしたら今度は北からロシアが攻めてきたりして、勝手に悲観的な未来予想図を想像してしまいました。