どうも平平です。本日の更新をもちまして、引っこ抜いたら異世界での第七章が無事完結いたしました。ついに動き出したラスボス陣営、新たな敵の不気味さを際立たせるために、あえてすっきりしない終わり方にしたのですが、いかがでしたでしょうか?
この七章の執筆中には色々な事がありました。コロナが蔓延し、執筆活動が困難になったり。断腸の思いで完結宣言をしたり。二年近く更新を停止したり。第4回ドラゴンノベルス小説コンテストで特別賞を受賞し、更新を再開したり。生まれて初めて書籍化作業をしたりと、本当に色々です。
コンテストに受賞し、書籍化のチャンスをいただけましたのは、更新停止中も応援を続けてくださいました読者の皆様のおかげです。深く深く感謝しております。
第七章のテーマは『武器の更新』ですね。第二章から伏線をはっていた二本の魔剣が、ついに完成いたしました。
神話に登場するダーインスレイヴは『一度抜けば必ず誰かを死に追いやり』『狙い違わず』『決して癒えぬ傷を与える』そうです。そしてその名の意味は、ダーインの遺産。
ティルフィングは、ドヴァリンとドゥリンという名の土精によってつくられた魔剣であり『石や鉄を布の様に引き裂き』『錆びも刃毀れもせず』『狙った相手は外さない』魔力があるそうです。そして『一度抜けば誰かを殺さなければ鞘に収まらず』『三度願いを叶えるがそれが終わると持ち主に死の運命を与える』そうです。
これら能力と由来を、作中で可能な限り表現したつもりなのですが、どうでしたでしょうか? 賛否両論あるとは思いますが、楽しんでいただけたのなら幸いです。
次回からは、第八章『齧黒城(げっこくじょう)攻略編』がスタートです。お楽しみに。