『砂海の遺珠』侍衛編《十七》北苑御猟場 公開
昨日公開してます。
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今回は禁苑での試射の視察に行き、騎射で軍器監待ちの時間潰し、という回です。
騎射は武挙(武科挙)の試験科目の一つだったそうで、武挙上がりの武官なら朝飯前のこと。
貴族・官吏階級の子弟は教養として六芸の一つである弓術を嗜み、騎射は苦手でも普通の弓射なら、という層です。
護衛たちはそういう教育を受けてきた人たちではないことが多い…という表現がこういう感じになりました。
どんな武術ができるか、というのはどんな本を読むか、というのと同じくらい育ちの違い(良い悪いではなく何を目指してるか、など)が出るところでもありますね。
矢のつがえ方は色々あります。
本編に書いてませんが慧は今回親指で引く北式と言う方法を採用。扳指を使用するためです。「武経総要」には北式(モンゴル式)は騎射に適している、とあります。馬上でも矢を落としにくくするための方法です。
遊びみたいなのんびりした雰囲気の回ですが、試射自体は武徳司預かりの特務案件。次回はかっこよく行きたいんですが。もしかしたら一週間後に公開が遅れるかもしれません…
次回もまた、読んでいただると嬉しいです。
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