拙作「勇者は金欠がお好き」の今後をアンケートで決めます。
今までの展開:
魔法の名手・マーリンが見込んだ青年アーサーは日雇いバイトに明け暮れる金遣いの荒いダメ勇者であった。おかしい、こんなはずではなかったのに……。困惑するマーリンをよそに、アーサーは人生すべて捧げても返せない借金をしてまでネズミの貴種・ラッセンを購入し、「生体等価交換」での魔王消滅を試みる。それは王国の禁忌と呼ばれる魔法であった。
その魔法には人の体を蝕む対価が必要だった。しかし、魔王軍の侵攻を許したメタ王国の末裔テト曰く、アーサーの行なった方法には欠陥があるという。一行は怪談話のある洞窟に向かい、そこで魔物となったメタの民と会話し、真相に近づいていく。
そのとき、王国の言論監視システム《古代の遺産》が発動。小鳥のさえずるような声の少年王の形をした魔物が声をあげると、周りの木々が赤く染まりアーサーたちに敵意を向けた。
アーサーのとるべき行動は?
① 一度は少年王の形をとった魔物の残骸に攻撃を集中させる
②赤く染まった木々を傷つけず、木々の異変の意味を探る
①を選ぶのは妥当といえば妥当です。王の依代となり、そこから声がしたいわばスピーカーですから、そこから辿れば発言主に攻撃ができるのも道理かもしれません。しかし、王がアーサーたちの考えをわかっていないとも思えません。
②赤色、というのがキーポイントになる今作、そういえば魔物にさせられているらしいメタ王国民の髪と目の色が赤いんでしたね。赤い木々を攻撃するのは更なる同士討ちなのか、それとも……?
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