みなさま、お久しぶりです。
【夢のカフェを開いたものの、店はJKたちのたまり場になるようです】の作者、春野 安芸(はるの あき)です。
今回も無事、連載小説を終えることができました。
私としては書き続けるより一旦でも終わらせることが重要と考えてますので、本作も終えることができてホッとしております。
まさか終わりまで毎日更新を続けるとは…………私もびっくりです。
そして今回、なんとなろう様にて月間ランキングに載ることができました!!
トップページでラブコメにしたら出てくる私の小説タイトル……感無量であると同時に、毎回タイトルが長いなとしみじみしておりました。
これも読んでくださったみなさまのおかげです。ありがとうございます。
早速今回の活動報告の本題に移りますが、前半に本作の裏話をしまして後半に私が書くうえでのスタンスについて語っていこうとおもいます。
よろしい方はごゆるりとご覧くださいませ。
今回のお話ですが、当初のプロットよりずれにずれての完結となってしまいました。
最初は奈々未ちゃんと遥ちゃんをメインに据えて、ほかの3人は先述の2人に比べれば露出は控えめ……と考えていましたが、どうにも予定通りに女の子が動かず、特に優佳が好き勝手動き回って場を動かす役割を担ってましたね。
優佳は大人ということもあって制約が少なく、姉の立場で近い距離ということもあり、スーパーマンかのごとく場を動かすためかなりの露出になってしまいました。
そして奈々未ちゃんはかなり反響が大きくてついつい私も出す予定の無いところで出すこととなってしまいました。直近では同窓会でしょうか。
本来は奈々未ちゃんは出てこず、ここぞと言う時に盗み聞きしていた面々が動く予定でしたが、まさかあんなことになるなんて…………私も書いててびっくりしました。
灯ちゃんは予定通りといいますか……プロットどおりに露出は控えめにして時々メイン回を作ると言った形で進行できました。できたが故に他の方々と出番が大きく差がついたことが心残りですね。
さらに頭が良い設定も難しいものです。もっと勉強描写を掘り下げる予定でしたが周りからのイベントが多くて悲しいことに描写する機会が…………。
伶実ちゃんは過去の設定から何から、完璧に動かすことができて満足です。
彼女が物語の肝なので、設定が変わったら物語が根本から崩れるので意地でも予定通りにした側面もあります。
でももうちょっと積極性を加えてもよかったかなと。優しくて相手に手柄を譲るような控えめな子なので、どうしてもマスターとの絡みが減ってしまう側面が出てきちゃってました。
そして最後、遥ちゃん。
彼女を書くのは大いに楽しかったと同時に、かなり苦労しました。
甘え上手で積極的。そして気遣いもできるとなったら「もうこの子だけでいいじゃん」状態になっちゃいまして、他の子たちの出番を食ってしまうことに……。
最初のテストの朝、居眠り回にてそれを危惧してからはあえて食わないよう調整に調整を重ねて、父親との対面回で完全に解き放ちました。
彼女と優佳は本当に考えずとも動いてくれるので書くのは相当楽しいです。プロットブレイカーであることに目をつぶれば。
そんな彼女たちが織りなした物語ですが、冗長になるからとの理由であえて書かなかったお話もあります。
同窓会のカオスになってから……は、カクヨムのサポーターズに書いたからいいとして、伶実ちゃんがマスターの家に泊まった日の朝の悶着とかも書きたかったですが、長くなりすぎるということで泣く泣くカットすることに。
裏設定としては、実はマスターの実の両親と奈々未ちゃんの祖父母に関係があったことなどですかね。
奈々未ちゃんが生まれる前、おじいさんは昔教師をしていてその教え子がマスターの実の親という設定も用意してましたが、純粋に出す場所がなかったです。
もちろん事故後に参列していましたが、当時小学生のマスターを覚えていたかは……私にもわかりません。もしかしたら店に来た時に気づいて、影からマスターを気にかけていたかもしれません。
あとは……高校を卒業した彼女たちは大学に行った人もいたり行かなかった人もいたのですが、どちらにせよベースは喫茶店に集合する形を取ることが確定してます。
きっとあの部屋だけじゃ狭いので隣近所を遥父が買って増設していると思います。そうして6人の愛の巣に?
これはもしかしたらの話ですが、もしもその後お店に客を入れようと改造計画が実行された場合はかなりの繁盛店になることは間違いありません。
超がつく看板娘が5人。そして一人は時代を築いたアイドルで偶に歌うとなっては繁盛しないわけがありません。
その場合あの誰も来やしない道路が開拓されて、むしろメインストリートに。マスターたちは繁盛店を切り盛りしながらいずれ生まれる子どもたちと楽しい日々を送ることに…………なってしまうかもしれませんね。
さて、作品の話はこの辺にして次は私のスタンスについて語っていこうと思います。
まず前回の活動報告でもお話しましたが、私の作品は100%で優しい世界です。暴漢やナンパはもってのほか、最近は男性もほぼほぼ出てきません
昔どこかで読んだ小説でずっと私のようなスタンスで進んでいた作品が、急に昔の男が出てきて大変なことに…………って展開になってでこれは違うなと。私ならこうはしないと誓ったからですね。
脳破壊系は絶対に取り扱いません。私の心がやられます。NTRなんて以ての外です。
私の作品は毎回ハーレムで、一人に絞れなんて声もあるのかもしれませんが、これはやろうと思えばできます。
しかし常々思っているのですが、ハーレムと銘打って一人に絞ったエンドは違うと考えているのです。
ヒロイン論争で血や涙を見るくらいなら全員幸せにしようと、なんだか最近の体育会は全員手を繋いでゴールという話を思い出しますが、少なくともハーレムタグを付ける以上、エンドもそのとおりに進めていきたいと思っています。
ハッピーエンドいいじゃないですか。誰も泣くこともなくみんな幸せに、それが一番です!
やっぱり勝手に動くとはいえ生み出した以上、みんな愛して見守りたいものです。
現実には存在しないキャラクターとしても悲しい思いをさせたりするのは回避したいものですね。
でもヒカセンの私はストーリーに倣って物語に驚きを提供していきたいので、幸せな世界の上でどんな驚きがあるかを日々模索していきたいと思っています。
ちなみに、私は作品さえ作れば作者自身の色なんて無いほうがいいと考えている人間です。
こういう場ではさすがに話しますが、Twitterで自分の色を出しすぎたりするのは否定派。
むしろ需要があればやりますが、そんなの無いと思っているのでTwitterも投稿頻度が自然と控えめに……。
さすがに濃厚接触など執筆に影響があるのは呟きましたが、それ以外は極力作品に関係したもの以外書く予定はありません。
最近は作者のみなさん自己発信をしておられるようですが、どうなんですかね……需要あるものなのでしょうか。
続いて次回作についてですが、同時公開された【仕事を終えて家に帰ると、田舎に残した幼馴染がJKとなって出迎えてくれました】となっております!
こちらは投稿時点で10話ほど書き進めておりますが、まぁ作中の一日が長い。そしてイチャイチャ度が最初からマックスの作品です。
今回も主人公とヒロインたちがどうなっていくのか、どんな世界を作っていくのか楽しい作品となっておりますので、是非お読みいただければ嬉しいです。
最後になりましたが作品のを読んでいただいた方、更にブックマークや評価、感想を書いてくださる方に心から感謝を。
これからも(ほぼ)毎日投稿を続けてまいりますのでどうぞよろしくお願い致します。
では。