正直、迷っておりますが、やっぱりタイトルは「大戦争」にいたします。
この作品の面白さは、何も知らない凡人が国のトップになって駆け引きに明け暮れることであって、ほのぼのした世界構築ではないからです。
本編も公開してからかなり何度も大幅改稿して申し訳ない限りです。
※個人的にはブックマーク0のうちは遠慮なく改変するつもりですが…
なるべく早い段階で戦争パートに入るか、プロローグに戦争シーンを差し込むか、今の段階では迷いどころです。しばらく改稿が続きそうです。
この作品で、世界観に似つかわしくないほど戦略描写を盛り込もうと思っております。前進する機甲師団を砲兵や近接航空支援が連携させながら進撃していく将軍。戦争全体を左右するのは英雄よりも一本の橋であり、地政学的要衝はやはり火種となります。
一方で、無感情に戦争が行われるわけではなく、自軍の快進撃に喜んで戦略会議中に鼻歌を歌う司令官。遺族への弔文を大量生産するオフィスで責任を感じ涙する君主の姿。
昨今、記号化されすぎている戦争とその感情をリアルに描けたらと思っております。