常に何かに依存していないと気が済まない。
ああ合唱したい。したくないけど何かしたい。(?)
人生の半分以上を合唱と共に過ごして来た故、合唱にトラウマを抱えた合唱好きを名乗る何かになってしまった者です。合唱に愛され、合唱に嫌われた人間、サンシャイーン……。そんな時期ですね。以後お見知り置きを。
合唱に関する映画や小説や漫画は少しは読んできたんですけど、なんか、こう、私としては物足りないんです。
人数不足。弱小校。必ず混じる恋愛要素。健気な登場人物たち。同情による感動。
……これに拒絶反応を起こすのって、自分だけですか。
私がやってた合唱って、そのどれ1つもなかったし()、それが楽しかった。最高だった。今思えばな。
私自身は周りがやっているから成り行きで合唱部に入らされただけだったので、歌は好きじゃないし、歌うのは尚更。こう離れてしまえば合唱自体だって……おうやめておこう。
合唱大嫌いな人間、私に合唱をさせてやりたいんです。主にコンクール。コンクール否定派だったけど、コンクールが好きなんですから書かせろ。全国大会まで連れて行かせろ。
主人公くんには無理やり連れられたのに、なんか一生懸命になって、意味もなく続けてしまう天国を教えてやりますよ。
ただまぁ、書くのにはちょっとばかし勇気がいるので、あと20年くらいしないと続きは来ないでしょうね。
世の中に「合唱強豪校」の文章、小説でもエッセイでも何でも良い、が生まれてほしい。なんかほんともう。身体が切実に欲している。