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でもしか先生の人生

今までは人に見られなさそうな夜中の投稿にしていたのですが、今回は健康的な時間設定。何のこだわりだか。

にしても最近書きすぎですよね。自分でも驚いています。
でも殆どが公開予定のなかった自分用のやつをちょっと書き直したやつだから、時間はかかってないわけで……だから大して投稿しているつもりはなく……。
目的も目標もないのにここまでしている自分とは一体……。

でもしか先生の作られた過程を文字にしてみる。
七月頃。童話コンクールに応募することを決意。
辞書を適当に漁っていたとき、「でもしか」という聞き慣れないワードを見た。これは面白い。鹿のでもしか先生とかいう動物が主役のものを書けば童話っぽくなるだろう、なんていう安易な考えから構想開始。
でもしか先生の誕生。
とりあえずでもしか先生を子どもたちにいじらせてやって、いじるのは人間だろうし、何故人間と動物が混在しているかの理由を考える。それをどう物語中で自然に説明するかも考える。
コンクールでは、時事的な内容を取り上げると評価されているように思えたので、盛り込もうとする。
先生の消極的な考えは、解決してあげたいからきっかけとなる人物をつくる。たぬきの田中くんは私の原点だしたぬきは必須……。
大体ストーリーは完成したとして、流れを考えてみる。
……消極的な主人公の前に転校生が現れ、夢が出来る。
あまりにもありきたりではないか……つまらなくない?
あわててたぬきを主役にしたバージョンを書いてみる。道徳の授業で設定解説を……
最初の子どもっぽいイメージから一変、たぬきは堅苦しく哲学的に考える大人じみた主人公が世間にひたすら愚痴を吐く謎の童話になりかけた。しかも授業が書けない。文字数が多すぎる。その上つまんない。
結局、もうひとつ温めていた別のストーリーが完成してしまったので、でもしか先生は没となった。
その直後さらにもう一編書き上げるという奇行。
でもしか先生ごめんなさい。

何かしらの形で完成に持ち込めたのは良かったかな……。
こんな感じで中途半端に書いて没にしたものがこの夏は多かった。今思えばよくもまああんなにストーリーが浮かんだものだと。どうやっていたのか自分に聞きたいのでまずでもしか先生にだけ聞いた感じです。うん。
もしまた没作品書き上げたら投稿するかもしれない。
……憂さ晴らしの短いテキトーなやつはしばらくは書かないから……書きたくないから……。

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