こんにちは、埴輪です!
本日正午から募集開始となった「エッセイ・実話・実用作品コンテスト」に「埴輪の近況ノート」を応募するに当たり、せっかくなのでタイトルを変えてみました!
★新タイトル★
『人生の嘘をやめ、「今」を生きよう。~埴輪の近況ノート~ 』
……うん、我ながら自己啓発セミナーのようなタイトルだと思います!
「人生の嘘」とはアドラー心理学に登場する言葉で、ざっくり言うと「色々と理由をつけて今やるべきことをしない」という感じです。
何を当たり前な……思われるかもしれませんが、これが案外難しいものなのです!
「忙しいから」「仕事があるから」「疲れているから」「お金がないから」
……ほら、こんな理由で断念した「やりたいこと」はありませんでしたか?
そして、こんな理由で断念してしまって本当に良かったのですか?
……人生はたった一度きりです。
今こうしている間にも、言い方は悪いですが、人間は死に向かって歩んでいます。
「生あるものは必ず死ぬ。しかし、死ぬために生きているわけではない!」
……とは、かの有名なミカエル(by ロマサガ3)が最終決戦の前に残した言葉ですが、以下の言葉も残しております。
「自らの運命を決めるもの、それを人間というのだ!」
……うん、名言です!
今から20年以上前に発売された、SFC用RPGの言葉だとは思えません!
子供だった私はこの言葉を素直に受け止めたものですが、「なぜそんな当たり前のことを?」とも思っていました。
しかし、大人になった私は、自らの運命を決めることがいかに大変かを、現在進行形で味わっております。
そして重くのしかかるのが、生ある者は必ず死ぬという現実。
それでも、死ぬために生きているわけではないという言葉は、生あるものに勇気を与えてくれます。
ああ、やっぱりゲームって素晴らしい!
……話がそれました。
とにかく私が思うのは、人生の嘘をやめて生きて欲しいということです。
世間の価値観に左右されることなく、自分が良いと思ったもの、やりたいと思ったことを、大切にして欲しいと思うわけです。
その一方で、人生の嘘をやめるために犯罪に手を染める……ということはあってはならないと思います。
人間は決して一人で生きているわけではありません。
生まれた時から社会という共同体の中で暮らしている以上、ルールを守ることは自由よりも尊重すべきことです。
また、「働いたら負け」ということではありません。
これは私が客観的には「無職」という状態で日々を過ごし、こうした文章を記している以上、誤解されやすいことだとは思っておりますが、労働も社会という共同体で暮らしていくためには、必要不可欠なものです。(厳密に言うとお金が必要で、働かなくてもお金がある人は働かなくてもいいとは思います)
私の場合は、たまたまやりたいこと、夢が作家という仕事で、これは毎月きちんと給料が支払われるような仕事ではなく、そもそもそうした仕事が来るような環境ではないため、結果的に「無職」のような状態で暮らしているに過ぎません。
もちろん、働かなくても一生暮らしていけるだけの蓄えがあるわけもなく、貯金が尽きる前には働かないといけないと思っております。(それまでには、小説で生計を立てられるようにしておきたいところですが……!)
ただ、「こんな仕事やってられるか!」というような状況に置かれているにも関わらず、仕事を辞めるに辞められない……そんな人には、本当に辞められないのか、なぜ辞められないのか、辞めたらどうなるのかといった部分にも目を向けて頂き、少しでも自分のやりたいことができる環境を整えて頂ければと思います!
ちなみに、私が頑なに小説家として生きようとしていることには、それが夢であるという他にも理由があります。(実質的には同じなのですが……!)
それは「夢は諦めなければいつか叶う」という言葉を信じているからです。
このような言葉は夢を叶えた人がよく口にしてますが、今まさに夢に向かって進んでいる人の発言は世の中に出回ることはまずありませんし、説得力に欠けると言われればそうだと思います。
……ただ、本当に「夢は諦めなければいつか叶う」なら、夢半ばの私の言葉をを今記しておくことで、いつか夢が叶った時、「夢は諦めなければいつか叶う」ということのこの上ない証明になるのではないか……そんな思いも、この近況ノートを書いている理由の一つです。
これで私が本当にコンテストで受賞でもすれば、この文章の価値も全然違ったものになることでしょう!
いや~、楽しみです!
ともあれ、タイトルこそ変わりましたが、「近況ノート」はこれまで通り作家「埴輪」の日常を観察する「シーマン」みたいな感じでお届けできればと思います!
「こんな馬鹿正直に生きている人間もいるんだなぁ」とか、「もっと要領よく生きればいいのになぁ」とか、「そもそもなんで埴輪なんだろうなぁ」とか、色々感じて頂ければ幸いです!
では!
【追伸】
「夢は諦めなければいつか叶う」という言葉がキーワードの一つになっているのが、現在公開中の「君は、遠くにいった。 ~You went far away~」です!
もしこの言葉が心に響いた方は、ぜひ作品も読んでみてくださいね!